ヘアワックスの上手な落とし方のコツ【在宅ワークで気付いたこと】
在宅ワークが続いたことで自分自身を見つめる時間が増えました。
特に気になったのは『髪の洗い方』について。
今まで何となく髪を洗ってきてましたがそんな僕が気付いたこと。
・髪がゴワゴワする
・寝ぐせがつきやすい
・朝のスタイリングがうまくいかない
忙しさに理由を見つけては自分のことをあまりよく観察してなかったので、ちょうど良い機会だと思い色々と調べてみました。
これらは在宅ワークが増えたことで整髪料をつけない日が気付かせてくれたことです。
毎日整髪料をつけているとしっかり洗い流しきれていないことに気付かず翌朝また整髪料をつける、この繰り返しでした。
その結果髪がゴワゴワしたり寝ぐせがつきやすかったり、翌朝のスタイリングがうまくいかなかったり。
そこで『どうしてヘアワックスが落とせてないのか』原因を調べた結果わかったことをご説明していこうと思います。
◆ どうしてヘアワックスは落としにくいのか
だいたいの人は『しっかりシャンプーすれば落とせるよ』と思ってるんじゃないでしょうか?
親からは髪を洗うときのメカニズムみたいなことは聞いた記憶がないので『しっかり洗え』で間違ってないと思います。
だからこれまでそれ以外の理由を探してこなかったのも事実。
でも一度落とし切れていないことに気付くと気になって仕方がないんです。
そしてわかったこと、それはヘアワックスの成分が『油』であること。
ヘアワックスの主な成分は油なんです
ヘアワックスの成分をよく見てみると、ミツロウ・カルナバロウ・キャンデリラロウと呼ばれるロウの一種が含まれているのです。
つまり動植物の表面を覆う油分を抽出して作られていて、常温ではやわらかくなり髪につけた後は固まるという特性から、ワックスでスタイリングした髪型はそのままキープすることができます。
界面活性剤は油分を落とすのですが・・・
洗剤などにも含まれている油汚れを落とすことでも知られている『界面活性剤』ですが、これはヘアワックスのにも使われています。
どうしてヘアワックスに使われているかというとヘアワックスの性質保持のためだそうです。
しかしこの界面活性剤は油分を落とす性質がありますのでヘアワックスを落としたい時には有効かもしれませんが、どう考えても頭皮にはあまり良くないんじゃないかと。
本来は頭皮の乾燥を防ぎ保湿効果をもたらす皮脂を必要以上に取り除いてしまっては乾燥やかゆみの原因になりかねませんよね。
ヘアワックスの洗い残しがあるとどうなるの?
自分ではちゃんと洗ったと思っていても洗い残しがある人も多いと思います。
髪にヘアワックスが残っていると当然頭皮に影響が出ますよね。
具体的には洗い残しになってしまったヘアワックスが毛穴に詰まってしまい抜け毛というリスクを引き起こす原因になりかねません。
毛穴が詰まっても良いという話は聞いたことがないので、当然良くないことは想像できます。
しかし逆にしっかり洗い流そうとゴシゴシと何回もシャンプーしてもそれ自体が頭皮に負担をかけてしまうでしょう。
結果僕はオルビスミスターのシャンプー&コンディショナーを使うことになったのですが、とりあえずここではおいておきますね。
◆ じゃあどうやってヘアワックスを落とせば良い?
特別な何かを使うわけではなく、普段できることで何か方法がないか調べてみました。
するとシャンプーの仕方というか順番みたいなものをちょっと意識するだけでヘアワックスを落としやすくなるんだそうです。
ぜひみなさんにも共有したくまとめましたのでぜひご一読ください。
ステップ①:37~38℃ぐらいのぬるま湯でヘアワックスを洗い流す
まず初めに『ぬるま湯』で髪の毛についているヘアワックスをできるだけ洗い流しましょう。
そうすることでシャンプーを使う量を減らすことができますし、頭皮への負担も少なくなります。
熱いお湯の方が落ちやすそうな気もしますが、ぬるま湯にすることによって頭皮への負担が少なくて済むのでこれぐらいの温度設定が推奨だそうです。
あとは温度が高いと乾燥もしやすくなるので、やはり体温より少し高めの37~38℃であらかじめヘアワックスを洗い流すようにしましょう。
ステップ②:先に使うのはシャンプーじゃない?!
一言でヘアワックスといってもいろんな種類がありますよね。
たとえばしっかりスタイリングができるものから、フワッと仕上がるものだったり。
ガチッとキメた時なんかは先程ご紹介した『ぬるま湯』で洗い流す方法だけでは十分に洗い流せないこともあるでしょう。
そんな時は”シャンプーをする前の髪の毛が乾いた状態で”コンディショナーを馴染ませ髪をほぐすようにします。
これをする理由としてはヘアワックスの油分とコンディショナーの油分が結合することでヘアワックスが落ちやすくなるからです。
化粧品などでいうとクレンジングオイルのようなイメージ。
コンディショナーだけではなくリンスでも良いのですが、多くの場合コンディショナーの方が油分が多いので落としやすさを考えるとコンディショナーの方がオススメですね。
そしてコンディショナーで髪をほぐしたあとはしっかりと洗い流すようにしましょう。
ステップ③:どのタイミングでも『すすぎ』は大事
ぬるま湯の時、コンディショナーでほぐしたあと、そのあとのシャンプーの時もそうですが、すすぎが大事だなぁと感じました。
たとえばコンディショナーあとのすすぎが不十分だとそのあとのシャンプーですすぐ時にヘアワックスや汚れを落とす以外にコンディショナーまで落とす力が必要になりますよね。
余計なパワーが必要になってしまうので、効率が悪いです。
ステップ④:最後はシャンプーでヘアワックスを落とす
最終的にはシャンプーで頭皮の汚れやヘアワックスを落とすことになるのですが、その時にちょっとしたコツを知り合いの美容師さんから聞いたのでぜひ覚えておいてください。
【1】シャンプーをしっかり泡立てる
シャンプーを手に取ったらそのまま頭につけてゴシゴシと洗う人が多いようなのですが、そうすると髪の毛に摩擦が起きやすくなりダメージを受けやすくなるそうです。
なので、シャンプーを手に取った状態でしっかりと泡立ててから髪の毛につけるようにしましょう。
【2】爪を立てると傷ついてしまう
これは僕も聞いたことがありますが、爪を立てたままゴシゴシと洗ってしまうと頭皮が傷ついてしまいます。
なので、指の腹でマッサージをするようなイメージで洗うことで頭皮へのダメージ量がグンと減らすことができるそうです。
【3】シャンプーをしっかり洗い流す
コンディショナーだけでなくシャンプーにも界面活性剤が含まれていることがあるので、頭皮に付着したままだと炎症の原因にもなるそうです。
なので、洗い流しがないようしっかりとすすいでください。
特に耳の後ろの部分などは洗い残しになりやすいので注意が必要だそうです。
スタイリング時の手に付いたヘアワックスの落とし方
ヘアワックスを使ってスタイリングする時は必ず手に取りますよね。
その手に付いたヘアワックスもなかなか落ちにくいと思いませんか?
モノによっては何度洗ってもヌルヌルする時があるんですよね。
そんな時はメイク用のクレンジングオイルを使うのがコツです。
クレンジングオイルは油分を落とすためのものなので、手にしっかりとクレンジングオイルを馴染ませてから洗い流すととても効率よく手を洗うことができます。
手を洗い終わったらハンドクリームなどで保湿対策をしっかりとしておいた方が良いです、油分を落としていますので。
◆ 僕が選んだのは『オルビスミスター(シャンプー&コンディショナー)』
オルビスのメンズラインの商品なのですが、2021年5月に発売されたばかりです。
この商品はスタイリング剤を落としやすく、ゴワゴワしない、寝ぐせがつきにく、しかも翌朝のスタイリングがしやすいなどたくさんの特徴があります。
なので早速使ってみたのですが、少し贅沢気味に(と言っても8g未満ほど)使ってみるとものすごい泡立ちとハーブのいい香りです。
洗い流すのが目的なのですが、その前に幸せな気分になれます。
このオルビスミスターのシャンプーとコンディショナーについては僕のブログで詳しく解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。
【まとめ】きれいに洗い流すには順番や洗い方、道具も大事
ゴシゴシ洗えばそれなりにできてるつもりでしたが、ちょっとした洗う順番や洗い方、それから特化した商品などがあるとは思ってもみませんでした。
夏場は特に紫外線の影響も大きいでしょうから、しっかりと対策を取りつつずっと付き合っていく髪の毛のことなので、日頃からのケアが将来の自分に返ってくると思って大事にしていきたいですね。
今回は以上となります、最後までありがとうございました。
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