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Xfer RecordsのSerumをRent-to-ownで愛用してます

こんにちは、仕事中のDTM妄想を禁じてみたところ、
シロクマ現象で日々自爆しているドッティです。

Serumは強いです

DubstepやRiddimのチュートリアルをYoutubeで見ていると
もはや他の選択肢はないのかと思うほど古今東西のプロデューサーに愛用されている、Xfer Recordsの看板シンセ、Serum。

Serum以降もソフトシンセはそりゃあもう数えきれないほど増え続けてると思うんですが、なにせSerumの
・とにかくぶっとくて鋭い出音
・ここをいじれば音が変わりそう、と言うのが見るからに明らかなUI
・自由度が高すぎるLFO、Envelope(最近中のポインタをマクロでいじれるようになったので、ますます最強に)
・さらに別の専門ソフトくらいいじれるWavetable編集機能
と、このソフト一つでできる事が多すぎて、ジャンルによってはもう他のシンセを挟む暇はないという状態です
(何度か複数のシンセ混ぜて曲を作ったこともあるんですが、そもそも目的がボケるというか、無事完成さえすればその工程いらないというか)

でも高いです

他のソフトシンセと比較してというより、やっとDAWを購入して曲を作ってますって段階で、どれ人気のシンセに手を出してみようと思った時にお値段$189 (2020/10/19時点)って、なかなかすぐ手は出せないと思うんですよ。
(ちなみにReveal SoundのSpireも$189、KV331のSynthmasterは…$99?こんな安かったっけ…)

そこで紹介したいのが、SpliceのRent-to-ounです。

Spliceといえば、近頃はけっこう知名度が上がってきたサブスクリプションでクレジットを買って、自分の好きなサンプルを購入できるというサービスです。
完全有料のサービスかというとそういう事はなく、
・特定DAWのプロジェクトデータのクラウド保存
・作曲にまつわるオンラインTIPS
などは無料で利用できます。

Rent-to-ounとは

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訳すると「『借りる』から『所有』へ」みたいな感じですかね、
ようは「毎月定額を払って、満額まで払うとずっと所有できます」みたいな感じですね。
サブスクリプションと勘違いされがちですが、無利子のローンと言った方が近い気がします。
SpliceはプラグインをRent-to-Ownで使用するサービスを行っているため、
あなたが欲しかったプラグインがお財布に優しい形で手に入る可能性があります。

$9.99/monthをお手頃と思えるかどうか

あなたがDubstepやFuture Bass、Hybrid Trap、そして定期的になにかしらサブジャンルが増えていくBass MusicやEDMがこよなく好き、それどころかそういった曲を作ってどんどんInvolveしたいなら損には感じないかと思います。(involveって日本語だとどう訳するのが正しいですかね)

オススメできないとすれば

・どちらかと言うとHip Hopのビートを作るのが中心という方
Trap(Hybridじゃない方)やBoomBapはむしろ暗くてくぐもった、甘い感じのフィルターやLo-fiな雰囲気がキモかと思いますので、Serumの鼓膜直撃な明るい音はベストじゃないかもな、と個人的には思います。
(一応SerumのEffect内、Distortionには「Tape Saturate」もあるのと、
LFOを細かくランダムな線にして、ピッチをModulateするとそれっぽい音はします)

・ほかにもサブスクリプションいろいろやってるんだよ~と言う方
定額のお気楽さって、便利なのはもちろんですが、ふと今月の利用額を思い返すと怖いですよね…僕もNetflixやらApple Musicやらに毎月お金を払いながらの…Spliceで使いきれないクレジットをため込みながらの…(眩暈)
それに、あくまで趣味として始めたばかりのDTMで、まだ機能を覚えるので精いっぱいの段階であれば、それらを覚えてから有料のプラグインについて考えてみるのもいいかと思います。

結論として

知人にも「高いけど意を決して買った」という方や、
「高いのでまだ二の足踏んでる」と言う方が見受けられまして、
さらにDTM関連のつぶやきをTwitterで見ていると同じような意見の方がちらほら目に映ったので、SpliceがRent-to-ownを始めてすぐに飛びついて、結局お財布傷めずに楽しめている自分からのちょっとした提案として、
これをお得だと思える人に届いてほしいなと思い、書きました。

あなたがいずれ穏やかな笑顔で極悪グロウルベースを作っている姿を勝手に想像しつつ、これまた勝手に応援しています。

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