見出し画像

次の雪解けを待つような場所に。限定Slack「Recolony」のこと

3年続けてきた有料のコミュニティ「.colony」を、2021年3月31日に閉じました。

コミュニティを閉めた理由はネガティブとポジティブ半分ずつあります。

でも、それらを束ねて道を辿っていくと、両方とも行き着くところは結局一緒な気がする。つまりは立ち上げた時の形と自分の今生きたいフェーズが少しずつ水と油のように上手く混ざらなくなってきてしまって「これは無理に混ぜるよりも、一旦手を止めたほうが良いな」と判断したからです。


.colonyは感覚の近い人たちが集う共同体

画像1

「colony」とはwikiで調べると、共通の職業や目的などを持つ人の共同体という意味。

最初にこのコミュニティを作ろう!と決めた時に、名前選びにはとにかくものすごく時間がかかりました。

当時「世界中のときめくものを集めてシェアするコミュニティ」という目的で始まったこの場所に、集う人はきっと生きていく上で大事にしているものが近しい人だろうと思い、似合う名前をつけたくて。

「大人の秘密基地」とか「大人のための隠れ家」とかちょっと怪しい響きチックのものから「クローゼット」だとか「宝箱」とか少し抽象的なものまで、いろんなワードをたっぷり出したけれど決まらず、その中でふとたまたま目にとまったのcolony(コロニー)という言葉が、響きも意味もしっくりきて、そのままつけることにしました。

(ちなみに頭にドットを付けたのは何だか響きが好きだったから。
のだけど、よく考えたらハッシュタグにするにもフォルダ名にするにもとてもネックで、手のかかる子になってしまいました。迂闊だった...)


「作りたい」気持ちが「作らなければ」へ

画像2

そんな共同体として穏やかに存在していた世界はいつの間にか私の中で「作りたい場所」ではなく「作らなければいけない場所」に変わっていきました。

日々に心を寄せる事が、シャッターを切る事が、イベントをすることが、想いを書き連ねる事が気持ちより先に義務としてある感覚。

誰もそんなことは期待していないはずなのに、しゃんと背筋を伸ばそうとして、向き合おうとすればするほど頭は硬くなるし、がむしゃらになればなるほど、本来作りたかったものとは違うものが出来上がっていく気さえする。

リセットボタンを押したくなってはやめ、どうにか形を変えを繰り返していたら、いつの間にかこんなところまできていました。

「感じる」という行為自体を義務化にしてしまうこと。
それは私にとって心地よくないのだと知りました。


みんなの好きを眺めながら、もう一度守りたい場所に戻すために。Recolonyに込めた想いのこと

画像5

Recolonyの読み方は「リコロニー」。Return(戻る)のReを組み合わせた造語です。

Recolonyは今までの.colony同様、形式はSlackを使ったコミュニティです。

違う事は、一度参加したら終わりの期限がないこと。
お金がかからないこと。
主役は私ではなく参加しているメンバーであること。
そして古性のちは義務ではなく、自分の意思で現れたり、書いたりをすること。

ここはもう一度私にとって.colonyを守りたい場所に戻すための、隠れ家のような場所です。そして古性のちがゆったりと創作をする力をためる場所です。

つまりここはみんなの「好き」を眺めながら、私自身が私に戻っていきたいというエゴでできた場所です。

スクリーンショット 2021-04-06 15.19.25

お部屋も今までの.colonyに。私都合で増えた部屋もあります


Recolonyの参加条件は、今までに一度でも.colonyに参加をした事がある人、それだけ

画像4

それ以外はありません。老若男女も鳥も牛も猫もウェルカムです。
参加は以下BASEから。


BASEにて手続き後、登録してもらったアドレスにSlackへの招待が飛びます。

※ 実質参加無料なのですが、BASEの手数料の仕様上150円になってます、ごめんなさい...
対面でお会いできたときに「.colonyの隠れ家参加してます!」と声をかけてもらえたら古性のちがチロルチョコをお渡しします!


次の雪解けを待つような、そんな場所になったら嬉しいです。


Recolony / .colony オーナー 古性のち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?