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kazma tamaki's works

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2016年11月の記事一覧

雨音フィードバック

written & performed by kazma tamaki 不意に 不意に 降られた雨の中 傘もささずに なんとなくさ 物語の主人公みたいな 気分で 水たまり ブーツで踏み込んで 染み込んで来る雨は冷たくて 頬を伝い流れる雨粒は 泣けない僕の涙の代わりだ 消えてしまわぬように この情熱が冷めてしまう前に 未熟な僕は踊る BGMは雨音フィードバック ついに ついに 降り続いた雨も 止みそうな気配 それはつまり 物語の終わり 最後のページ 水たまり ブーツで踏み込んで 染み込んだ雨は心地悪くて 雨に濡れた体を冷やす風 震える僕は気付いているんだ 消えてしまわぬように この情熱が冷めてしまう前に 未熟な僕は踊る BGMは雨音フィードバック 見上げた空は膨らんだ雲が覆ってた 僕の体に染み込んだ雨は渇いてた いつしか渇いてた 消えてしまわぬように この情熱が冷めてしまう前に 未熟な僕は踊る BGMは雨音フィードバック 消えてしまわぬように この情熱が冷めてしまう前に 未熟な僕は踊る BGMは雨音フィードバック

Moment

written & performed by kazma tamaki 迷いながら僕は 途方に暮れながら僕は それでも答えを求めて 這いつくばって僕は 何かに怯えながら それでも出口を探して それはきっと見たことも無いような 鮮やかな空の色 辿り着いたら聴かせて 君の声で そのメロディ その歌を 月が眠るまで 辿り着いたら聴かせて 君の声を 何回も この腕の中で 君が眠ってしまう 瞬間まで 今日も繰り返し僕は 求めて欲しがって 手にしたものを捨ててしまう どこまで行けば良いのか どこが終点なのか そうして歩き続けてる そこはきっと見たことも無いくらい 輝いた星空の下 もしも声がかれてしまったら ぎこちなくても踊れば良いから 散々僕らは抱き合って それでもまだ満たされないでいる 辿り着いたら聴かせて 君の声で そのメロディ その歌を 月が眠るまで 辿り着いたら聴かせて 君の声を 何回も この腕の中で 君が眠ってしまう 瞬間まで