No.38 パソコンが故障したらどうする?自分でチェックする方法②考え方編

こんにちは 同志社生協です。
パソコンを使っていると、どうしても故障・トラブルが発生することがあります。
「カメラが動かない?」「Wi-Fiがつながらない?」『これって故障??』
となったとき、どうすればいいのか。
もちろんお店に持って行って見てもらうと解決できますが、自分で手元でチェックして操作すると解決できることもあります。
そんなチェック方法の基本的な方法・方針についてご紹介です。

①ケースその1「カメラが動かない(ソフトウェアの不具合)」
 よくある不具合の一つに「カメラが動かない(イヤホンから音が出な 
 い)」ということがあります。実はチェックする方向性は同じなのです。
手順1)何を使用しているときにカメラが動かないか確認する
 →zoomでカメラが使えないのか、それともパソコンのカメラアプリが使え
  ないのか。カメラであればカメラを使用するアプリや機能をいくつか立
  ち上げて使えるかどうかチェックしてみましょう。
手順2)現象特定・切り分け
 いくつかのアプリで試した結果、
 「全てのアプリでカメラが動かない場合」
 →カメラの故障の可能性があります。お店に持って行って修理依頼をしま 
  しょう。
 「zoomなど特定の1つのアプリでカメラが動かない場合」
 →アプリの設定が原因の可能性が高いです。(手順3に続く)
手順3)設定の確認をする(特定の1つのアプリで不具合が出ている場合)
 →アプリの設定からカメラの設定を見てみましょう。複数ある場合は別の
  カメラに切り替えたりしましょう。それでもダメな場合は一度アプリを
  アンインストールして再インストールしてみましょう。
音が出ない場合も同様の手順でチェックしてみましょう。
「何を使用しているときに不具合が出るかの確認」→「現象特定・切り分け」→「特定した現象の設定確認」の3つのステップをしていくと良いです。円錐型にだんだんと原因の範囲を狭めていく形になります。

②ケースその2「充電ができない(物理的な不具合)」
「充電ができない!」と残りの%を見ながらパニックになることもあるかもしれません。その時は冷静に一つずつ確認していきましょう

手順1)クロス点検・本体確認
持っているパソコンに付属の充電器以外の充電器を用意します(物理的に刺さって充電できるなら一旦それで大丈夫です。もし充電器がない場合はお店に持って行って充電器を用意してもらいましょう!)。
持っているパソコンに別の充電器を差して充電できるかチェックします。
→充電ができない場合、本体故障の可能性が高いです。修理依頼をしましょう。
→充電ができる場合、充電器故障の可能性が高いです。手順2を確認しましょう

手順2)クロス点検・充電器確認
持っている充電器を別のパソコンやタブレットに差します。
→手順1を経ている場合、おそらく充電できないはずです。その場合は充電器故障が確定するので充電器を交換しましょう。
→可能性は低いですがこちらも充電できてしまった場合、原因が良くわからないのでお店にPCと充電器を持って行って修理依頼をしましょう。(専門の修理工場で検査してもらいましょう。)

やっていることは小中学校の理科の授業で行った対照実験そのままですね。ですがその考え方が意外にもパソコンで役に立ちます。イヤホンからうまく音が流れない場合、先のソフトウェア設定を確認すると同時に、こちらも確認して設定なのか機械なのかどちらが原因か切り分けをしていくことも大切です。

いかがでしたでしょうか。上記2種類の考え方で自分で点検してみることもできます。点検するのに機材が足りない!というときは全然お店に頼ってもらって大丈夫ですので、こういう考え方で確認ができるだということを覚えておいてもらえると良いかなと思います。

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