ハニーレモンソーダの伏線について語りたい派2

まだまだハマり中なので語っていきます。

気になっていたのが「突き放すか守り抜くか」の選択のシーン。
4巻の文化祭の最中、緑先生の元教え子との関係性を知ってしまった界。
自分の失敗になぞらえて緑先生が界に説きます。
「石森がおまえがいないとダメになるその前に突き放すか、それとも最後まで守るかちゃんと考えるんだ」

これは高校1年の男子には結構重い決断で。いくら界が大人びていようとも。気軽に女子と恋愛してくっついたり離れたり。10代の恋愛はその程度のはずだけど石森はそういうタイプではないので慎重に、という先生。それをおぼろげながら自覚していた界。

芹那の代わりにフィーリングカップルに出た羽花を棄権させた時は、まだ迷っていたのかもしれない。様子見を決め込んでいたけれど、司会者が羽花のスタイルをいじりだした次の瞬間は反射的に助けに行ってた。
そこで絶妙のタイミングの羽花のセリフ。
「三浦くん、私、三浦くんがいなくても大丈夫です。でも出来る限り近くにいたいので強くなる努力を怠りません」
これが界の迷いを消したんだと思う。羽花は賢くて強い。
この時、かつて芹那がそうだったように「私は界がいないとダメ」という趣旨のことを言ってたら逆に羽花を突き放していたんだろうなぁ。

その後、高嶺くんに対して「恋愛対象ではない」の撤回宣言。
俺は羽花に好意を持ってますよーの宣言。
普段大人っぽいのにポロッとこういう発言するところは年相応の男の子っぽくていい。
このあとから徐々にソーダな性格にハニーが加えられていきますね。

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