見出し画像

温活イベントで話したかったこと^^


12/5の温活イベントのテーマ「温活」についての補足⏬ですので、ご興味ある方はご覧くださいね^^

1、冷えとは何か?

寒さを感じない環境においても、血流が停滞して循環不良に陥っている状態のことで、単に手足が冷たくなる、ということではありません^^
(夏場でも冷える人はいます・・・)

手足の血管はとても細いので血液の流れが滞りやすく、特に寒くなると冷たくるのは誰でもご存じと思います。
しかし、赤ちゃんでも、冬は手足が冷たいですね。
それは体温を逃さないための正常な反応であり、”冷え”とは異なります。

2、なぜ冷えるの?

ズバリ「血液の流れが停滞し、組織が酸素不足になっていること」!
つまり、組織に酸素がちゃんと行き渡っていないので、細胞が冬眠に近い状態になっている、と表現したらわかりやすいかもしれませんね。

その原因を、血液、血管、血管の周りを取り巻く組織、
それぞれ3つの部分に分けて考えることにしましょう^^

理想的なのは・・・

ふわふわで水分をたっぷり含んだスポンジの中を(周りの組織)
柔らかくて弾力のあるメッシュ構造のチューブが網目状に通っていて(血管)
そのチューブの中を綺麗な水が流れ続けている(血液)

というイメージでしょうか^^?

それぞれの状態を左右する主な原因は下記の通りです

<血液>
貧血・・・酸素を運ぶ量が少なくなります
糖尿病、高脂血症、高尿酸血症など・・いわゆるドロドロで固まりやすいです
電磁波、Wi-fi、5G・・電磁波により赤血球が凝集することが分かっています
ストレス・・血液の酸性度が高まり病気の原因になる可能性があります

<血管>
糖尿病、高脂血症、高尿酸血症など・・動脈硬化により弾力が低下
糖質過剰・・高血糖により血管の内側がダメージを受けます
膠原病・・血管に炎症が起こり硬くなります
運動不足・・適度に血管がストレッチされず硬くなりやすいです
ストレス、不眠・・交感神経の緊張が続き、血管は収縮しがちです

<周りの組織>
運動不足・・血管の周りに潤いが維持されず、乾いたスポンジの状態になります
姿勢不良・・肩こりがその代表です。頭部を支えるための首や肩の筋肉や組織が緊張して酸素不足になっています。
ストレス・・緊張による筋肉のこわばりが続くと身体を酸化させる老廃物が溜まります

どうですか??

ドキリ!とされた方も、いらっしゃるかもしれません

単にDHAや生姜など、血流を改善したり、体を温めたりするものを摂っているだけでは、冷えは改善されないことがお分かりいただけたでしょうか?

上記の原因を読むと、食べ過ぎず、適度に運動して、ストレスを和らげ、睡眠をちゃんととることが、とても大切であることがわかりますね^^

3、冷えをほっとくとどうなる?

前述の「なぜ冷えるの?」を理解すれば、冷えを放置することは、身体によくないことが容易に理解いただけると思います。

つまり、冷えを放置することは、冷えの原因を放置するということ。

カチカチに硬くなり、所々折れ曲がったチューブ(血管)の中に、ドロドロした液体(血液)が溜まっており、それが弾力を失い水分が抜けて硬くなったスポンジ(周りの組織)の中に押し込められた状態を想像してみましょう・・・

それが、手足の先なら末端冷え性。でも、内臓や大切な臓器がそんな状態だったら・・・。免疫に関係するリンパの流れも悪くなり、傷の治りが遅かったり、癌が見つかったりすることにも関係が大いにありそうです。

4、体温と手足の冷えは関係あるのか?

前述の1、に記載している通り、赤ちゃんは体温は高めですが、手足は必ず暖かいとは限りませんね。個人差や環境によって差が多く、関係があるとは断定できないと思います。

5、理想的な体温は?それはなぜ?

体温が1度落ちると代謝は12%低下し、免疫力は30%低下すると言われていますので低すぎる体温は要注意です。

免疫の観点からは、理想的な体温は、36.8度前後と言われており、一般的な平熱よりもやや高めとされています。

組織を作る筋膜が一番伸び縮みできるのも、36.8度前後であり、やはり免疫と筋膜組織には、密接な関係がありそうですね!!

6、血流改善&体温を上げるためのライフスタイル

これまでの内容から、「動くこと」が食べ物と同じくらい、あるいはそれ以上に大事であることに気付かれたでしょうか?

いくら良いものを食べても、血管の弾性やその周りの組織(筋膜組織)を、柔らかくみずみずしく伸び縮みできる状態にしておかないと、赤血球や吸収された栄養素や免疫細胞は、適切に運ばれません。

繰り返しになりますが、食べ過ぎず、適度に運動して、ストレスを和らげ、睡眠をちゃんととることが、とても大切であることがわかりますね^^

7、長寿遺伝子と寒さとの関係について

長寿遺伝子は適度な運動や断食など身体的なストレスで活性化することが分かっています。その方法の一つとして、「寒冷に身を晒す」という方法があるそうです。

危機的状況に身を置くことで、ホメオスターシスにスイッチが入り、効率よく体温を上げるために、成人にはほとんどないと考えられている褐色脂肪細胞のミトコンドリア働きが活性化するそうですよ^^

もうすぐ雪のシーズンですね

水分のみ摂って、厚着をせず、雪山を楽しんではいかがでしょうか??


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?