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戦略MGに参加して分かった!経営者の思考を1日で体験できる魅力と得られる3つのスキル

Webライターのdoronです。先日、私がライティング講座を受講するEXTAGE株式会社で開催された「戦略MG(マネージメントゲーム)」に参加したので体験記としてお伝えします。

戦略MGとは

戦略MGって何だろう?と思った方もいるかもしれません。
戦略MGは、参加者それぞれが社長として、意思決定を行いながら会社経営を行い、利益を競うボードゲームです。

【戦略MGの流れ】
簡単なゲームの流れは以下のとおりです。

  • 4人程度のグループでゲームを行う

  • 意思決定を行うカードを引いて行動を決め、コマを動かす(機械購入、従業員の雇用、材料購入、販売など)

  • 行動に伴う経費を項目ごとに現金出納帳に記帳する

  • ゲーム終了後に、現金出納帳を元に決算書類を作成する

たった1時間程度(ゲームと決算書作成それぞれ30分程度)で1期分の経営体験ができます。

簿記の知識だけでは対応できない実践的な経験

私は簿記の知識(日商簿記2級)があったので「ま、ルールさえ覚えれば何とかなるか」と思って参加したんですが、いざ参加してみるとそれだけで何とかなるほど甘くなく、一日悪戦苦闘でした。

戦略MGでは、意思決定から現金出納帳への記載までを素早く行う必要があります。

とはいえ、ゲーム中は「早くやることを決めて順番を回さないと」や「リスクカード(火災による材料・製品の消失や従業員の退職など)」を引いたことによる焦りから現金出納帳(期中の取引内容を記載する書類)への記入漏れや誤記載が発生します。

現金出納帳に不備があると決算書が作れませんが、実際の事業でも起こる可能性がありますよね?

ゲームでは、誤った原因が判明せず、数字が追えなくなった時点で倒産です(涙)

現金出納帳で数字が追えず倒産した事例

初参加の今回、何とか倒産はまぬがれましたが、不測の事態でも焦らず迅速かつ冷静な経営判断を行うスキルが自分に足りないと分かりました。

戦略MGは経営体験の貴重な機会

ゲームを通して企業経営における意思決定のスピード、正確な経営判断、行動が売上に与える影響の認知といったスキルが鍛えられると実感したんです。

ゲーム上とはいえ、経営の難しさを知っているといないとでは、実事業を行う際に大きく差が出ると思います。

1日で3期から5期分の会社経営を疑似体験できるなんて、戦略MG以外ではできない経験です。

戦略MGに繰り返し参加すれば、実際のビジネスにも活かせる力が必ず身に付きます。

特にフリーランスや起業を目指す方にとっては、短時間で効率的に失敗しない経営を学ぶチャンスです。

一方で、ゲームだからこそ倒産を恐れず、自分が普段取らない思考で経営してみるのも良いでしょう。

たとえば、普段から慎重な方は、あえてリスクを取る攻めの選択をしてみるのも良いかもしれません。

また、常に攻めの方は、期末に支払うべき費用を頭に入れ運転資金の残額を考慮した慎重な選択をするのも良いでしょう。

戦略MGの目的

参加回数を重ねれば、戦略MGを自分の実事業に重ねてシミュレーションできるようになるそうです。

講師の西田さんは「戦略MGはゲームに勝つことが目的ではなく、いかに実事業で活かせる知識と経験が積めるかが重要」と言われていました。

まとめ

戦略MGに参加して、以下の3つのスキルが効果的に鍛えられると実感しました。

  • 経営における意思決定のスピード

  • 正確な経営判断

  • 行動が売上に与える影響の認知

みなさんも、ゲームを通して経営者目線を養ってみませんか?
きっと学べる知識の多さに驚きます。
ちなみに、私は久々に脳が汗をかく感覚を感じました(笑)

まだ参加したことがない方、参加するか迷っている方は、ぜひ一度、戦略MGを体験してみてください!

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