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ライブ『みなみかわ単独ライブ「ドクン」』を観た


ゆくゆくは役者業もやってほしい

『みなみかわ単独ライブ「ドクン」』を観た。

 みなみかわさんの単独ライブ情報を観た時に「こんなん買うしかねー!」と思ったのに、忘れてしまい買えず。配信チケットがあると分かった時も「今度こそ買うしかねー!」と思ったのに、だらしなさ過ぎてまた買えず。そして、ようやく『水曜日のダウンタウン』のおかげで再配信が決まり、無事に購入出来た。ありがとう、藤井さん。

 オレはみなみかわさんの性格の悪さが堪らなく好きだ。よくある一方通行の悪さとは違って、まともさや善人っぽさも兼ね備えているからこそより深く滲み出ている気がする。性格良く立ち回れるヤツの方が、人の傷付け方も上手い。それに通じると思う。そして、そんな要素を持ち前のオシャレさで包み込んでいるのが、またサイコさを際立たせる。今回のオープニングも、メディア受けしやすい変なフリースタイルバトルMCを起用せず、SummitのBIMを使っていて超イケてた。加えて、みなみかわさん自身も映画好きだからか、立ち姿や振る舞いが役者然としている。いつかそう言う仕事もやってほしいな〜。

 その上で、多方面への毒づきに満ちた本編は、もはやお家芸と言ってもいいぐらい。松竹への皮肉は言わずもがな、芸能界イジリや仮想通貨の自虐ネタなど、その内容は多岐に渡っていた。また、ニューヨークのYouTubeチャンネルで「一本ネタの時は、客が “誰も待ってねーよ” って顔をする。他人の悪口言い出すと盛り上がる」的なことを言っていた気がするんだけど(違ったらすんません)、そんな印象は受けなかったな〜。

 最初から最後まで飽きずに魅力を堪能出来るライブだった。とは言え、次回の単独ライブはもう配信しなくていいから、きわっきわに毒づくトークライブ形式にしてほしいなー。毒は麻薬と一緒だなー。そんな感じ。明日の『みなみかわのオールナイトニッポン0』も楽しみです。

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