1日目

ほとんど寝てた。起きてから飲み物を買いに、スーパーへ。必需品も揃えようと思ってたけど、なかなか見つからない。ティッシュが見つからなかったので、若い男店員に聞いてみた。ティッシュペーパーは和製英語なのか通じず、携帯していた鼻セレブのティッシュを見せたら、なにを間違えたのか恥ずかしそうにニヤニヤして生理用品コーナーに連れて行ってくれた。こちらまでニヤニヤを禁じ得ない。しかたない、トイレットペーパーで鼻かめばいいか!そう割り切って、ご飯を食べにいくことにした。
ショッピングモールには、大手ファーストフード店が並ぶ。ラインナップは私たちが好きなピザハットやマクドナルドで、ディナーにはマクドナルドを選んだ。驚くことなかれ、マクドナルドのセットを二百円で食べることができてしまうのだ。物価が安いんねえ。そして味といえばフィリピンのマックも、日本と変わらずポテトがとってもナイスだった。

帰り道は四車線に接する大きい道路でも、地べたに座ったり、歩道橋に座り込んで携帯をいじってる人たちがいっぱいいる。たくさんの人とすれ違ったが、目が合ってニコっとすると返してくれる人が多い。なんてステキな国なんだ!野良犬や野良猫が蔓延っているが、噛み付いてきたりはしない(ちょっと怖いけど)。みんな涼しげな格好でさっぱりしている。路上店で肉や魚、惣菜を売っていて独特のいい香りが鼻をつく。値段は5ペソ(日本円で十円)。腹を壊すことと微妙な味は目に見えてるが、好奇心を掻き立てられる。何だその料理は!と言うものばかりだった...。我慢我慢。
ベトナムに行った時も思ったことだが、発展途上国と言われる国でも豊かな文化と(裕福とはまた違う)豊かな生活を垣間見ることができる。まあ、生活してるわけじゃないからわからないことだらけだけど、白人主義(根底はマレーシアの政策と同じような所以があるにしても)とか、リッチであることが正義みたいな考えって視野狭いし少し勿体無い考えだと思う。時に、貧しい国への同情は安易だ。
フィリピン留学は、自分の固定概念を見直すいい機会になりそうだな、そんなことを考えながら今日も就寝。おやすみなさい。