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観光案内、ノカンゾウ

2024年4月21日(日曜日)雨
【晩春・穀雨の初侯】第十六候・葭始生・三日目

朝。港にお客さんを迎えに行く。島の友人のお客さんなのだが、その友人が仕事で外せないので、僕が1日観光案内を仰せつかった。

直島の観光スポットは美術館が定番だけれど、今日は三菱マテリアルの工場やカラミレンガの神社もご案内した。地中美術館、お昼はあいすなお、午後はベネッセハウスと屋外彫刻をご案内。島に来るまではちょっとした立ち寄り観光のつもりで、現代美術にも関心がないとのお話だったが、今日の経験でもう現代美術を自分に関係ないものとして無視することはないと思う、とおっしゃっていた。一つ面白いものが増えることに貢献できたかもしれない。

穀雨の時期だからか、よく雨が降った。庭のポータルの周りにはいつの間にかすいすいとした細長い葉が茂るようになった。イネ科の鋭い細っ葉ではなく、なんだかゆるい葉だ。生え際も特徴的。調べてみると、ノカンゾウという植物らしい。季節になるとオレンジ色の花が次々に咲くということで、犬の散歩中の近所の方にオレンジの花が咲いていた覚えがあるか聞いてみたところ、あるという。咲くのが楽しみだ。

夜はポーラス会議。明日は高松でまた役所のスタンプラリーをするので、その書類チェック。また、直島を舞台にした企画運営のための補助金申請用の書類チェック。こういう経験がない人生だったので、興味深い。深夜まで話し合う。わたしたち働き者だね、と声を掛け合ってweb会議が終わる。なんか青春だ。

ではまた明日。


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