本番間近の調整方法
どこかで演奏する「本番」を目前にしたとき、その日が迫ってくると、急に出来ていないところが浮き彫りに見えてきたり、うまく弾けるか不安になったり、、、
本番に向けての最終調整をして、その日をできるかぎり万全の状態でむかえたいと誰しも思っているはずです。
今日はドレミ流、本番間近の調整方法をお伝えします!
まず、本番1週間前をきると、だいたいもうほぼ完成系で、あとはどこまで完成度を上げられるか、という状態になっているはず。
本番で弾くテンポやペダルはもう決まっていて、難しいところ、ミスをしやすいところを徹底的に攻めた練習をしたりもするはず。
でも何故か、弾けていたところが弾けなくなって、何度弾いても弾けない負のループにハマることもありますよね。
そんなときは本当に焦ります、、、
本番が近くなったら、本番当日の朝までできる調整方法です。
①ペダルを踏まずにゆっくり弾く
このとき、ペダルに頼らずしっかり指でレガートができているか、和音がズレていないか、強さのバランスは大丈夫か等を確認しながら弾きます。
②ペダルを踏んでゆっくり弾く
このとき、ただゆっくり弾くのではなく「考えながら」ゆっくり弾きます。
「ここでクレッシェンド」「ここで少しゆっくり」「ここで場面が変わる」など。
③片手ずつの練習
旋律を綺麗に歌えているか、ベースの進行は綺麗にできているか、特にクレッシェンドで大きく盛り上がるところはベースの音も深く強くして盛り上がりをよりダイナミックに演出できるているか、内声はないがしろになっていないか、ちゃんと内声も流れを感じて弾けているか、等考えながら弾きます。
④細かいパッセージやリズムが崩れやすい部分のリズム練習
速い動きなどはギリギリまでリズム練習を沢山してとにかく指が動くようにします。
⑤上手くいかなくても何があっても弾き始めたら最後まで通して弾く、ファーストテイク
これは、本番間近は練習の一番初めにやるのもオススメです。指ならしができていない状態で是非弾いてみてください。
私はこんな感じで本番当日もゆっくり練習をやります。緊張して心拍数が上がっていると、いつもよりはやく弾きがちなので、落ち着くためにもゆっくり練習はとってもオススメです。
最後まで気を抜かず、頑張りましょう♪
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