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赤紫ロー規制予想

 お世話になってます。
 ドラモンと申します。
 今回は8弾発売からそこそこ経過した中で、公式から禁止・制限カードの8/12にあるとの告知がありました。
 今回のように事前に決められた日程に規制が発表されるのはワンピースカードでは初だと思うので、せっかくなので規制を予想してみようと思い、今回の記事を書くに至りました。

1.自己紹介

 ワンピースの記事を書くのは初めてなので簡単に自己紹介をさせていただきます。元々は遊戯王村の出身で3弾環境(2023年3月)の終わり頃からワンピースカードを始めました。大きな大会の実績はとかなく、フラシ優勝5回くらいです。

2.規制予想

 考察にあたり、兵庫大会の準優勝のレシピを参考にしました。

候補① レイジュ

 赤紫ローのリソース源であり、ミラーはこのカードの枚数が勝敗を左右することも少なくない1枚です。ドンの枚数参照が「以下」であることから同数でもOKであり、8弾で登場したブラックマリアとの相性が抜群に良く、ブラックマリア効果使用後は相手とドンが同数になるため、素出しのレイジュでもドローが可能なことや先2でのプレイにも無理がなくなったことから、元々強いカードですが8弾以降によりパワーを増した印象があります。また、4コスト5000で1000カウンター付きという部分も及第点であり、効果使用後や手札で溜まっているときも十分仕事をしてくれます。
 ここが規制された場合、赤紫ローはリソースが細くなるため安易に序盤にリソースを吐き出してのアグロ戦術が取りにくくなるため、かなりクリティカルな規制と言えると思います。もちろん展開力や除去力には影響がないためデッキとしてはまだまだ強いですが、現在のような1強になるほどのデッキパワーはなくなると考えられます。
 ただ、レイジュ自体がSRでありパラレルがあることに加えて6月までのフラッグシップの優勝賞品になっていることから、商業的な観点から考えると規制の線はかなり薄いものと思われます。あとはリーダーレイジュがあまりに不憫すぎるのでそれもあって規制は厳しそうです。
 

キット&キラー

 登場時から騒がれていたバケモンカードでしたが、バケモンデッキに就職した結果無事暴れ散らかしました。4コストのためにリーダー効果で登場させることができ、実質0コス7000速攻という他のデッキには実現不可能な打点が生成されます。このカードはカード自体が強いのももちろんですが、存在そのものに圧力があることも強さの一因です。例えば、リーサルに行くかどうかという場面で、リーダーに攻撃を受ける際にこのカードが後で出てくるかもしれない、ということを念頭に置いてガードをしないといけないです。そのため、相手がキッド&キラーを持っていなくても過剰に固く受けることを強いられ、結果として盤面が手薄になりキャラを取られるということも多くあります。また、リーサル時でなくても、盾2以下だとパワーが上がるために盾3枚の時に3枚目の盾を安易に取ることを許されなくなります。赤紫ローのアタッカーとしての唯一無二の存在なので規制された場合、決定力が大きく削がれ、レイジュと同様に「デッキとしてはまだまだ強いが1強ではない」という状態になるかと思います。
 レアですがパラレルも存在し、収録されているメモリアルブースターの再販がきていることからも商業的な観点では規制は厳しいかもしれません。ただ、先述したように存在自体がプレイに影響を及ぼすカードなので禁止と制限(何枚かは使える)には大きな違いがあり、後者の掛け方であれば商業的な問題も軽減されるのでアリかなとは思います。

レイズ・マックス

ゴードンの完全上位互換カード。赤紫ローのリーダー効果と抜群の噛み合いを持ち、疑似的に1コストで6000以下をデッキ下に送るという破格のスペックを持ちます。また、戦闘補助の役割も担え、レストのキャラのパワーを下げてリーダー効果を使わないでのキャラの処理に貢献しています。また、あ赤紫ローは低コストのサーチャーがいないことから1ターン目や中盤に1ドンが浮くこともあり、そこの穴埋めという点でも噛み合っています。ダウン効果をゲーム中複数回発動する前提であり、現状ではお玉4ローも含めダウン札が14枚程度採用されている構築も珍しくありません。非カウンターであるにも関わらずゴードン含め8枚採用されているのは、このカードのパワーの裏返しと言えるでしょう。レイズマックスがなくなると除去能力が著しく落ち、相手のキャラが残りやすくなることからも盤面の取り合いにより多くのリソースを割く必要があり、相対的にリーダーに攻撃する余裕がなくなることから攻撃性能もかなり落ちると思われます。UCでありパラレルもないことから商業的には規制はしやすそうなので(ゴードンはプロモの為困難)そちらの観点からも一番規制候補かなとは思われます。

ブラックマリア

8弾の飲み会で作られたカード枠。5ドン追加という前代未聞の効果を持ち、序盤で無茶なドンの運用をしてもこのカード一枚ですべてチャラになります。3ドンのため2ターン目からの使用が可能であり、早期着地した場合除去の方法が限られるのにも関わらず、毎ターン暴力的なアドバンテージを生み出していくため絶望的にゲーム差が開いていきます。また、3ドンのターンが一番効果を強く使用でき、6サンジ、紫4ロー、レイジュ等明らかに3ドンのターンで出ることを想定されていないパワーのカードが着地します。そのうえ2000カウンターがついているためカウンターとしての運用も可能であり、カードパワーで言えばワンピースカードの中で屈指の性能です。このカードが出る前の7.5弾赤紫ローでも環境トップの性能があり、このカードが規制されても十分強いデッキではありますが、カードゲームの摂理を明らかに無視した動きはされないため、ユーザーの体験的には規制としてはいい落としどころかもしれません。ただ、最新弾のSRなので商業的な観点では規制は絶望的です。

3.終わりに

書けば書くほど、最強デッキだなという感想しかありませんでした。8月12日に規制発表ということは、おそらく8月いっぱいは現制限が適用されるものと思われます。あと2か月程度ありますが、使えるものはしょうがないので是非皆さんも赤紫ローと楽しいワンピースカードライフを!
それでは。


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