余裕のある生活とは
生活に余裕があるに越したことはない。
ただ余裕のある生活と聞くとお金に余裕があってブランド物をたくさん持っているとか、しょちゅう海外旅行に行くとかそういうお金持ちに関するイメージがあるけど本当の意味で余裕がある生活って違うと思う。
仕事や育児、時間や勉強など私たちは基本何かに追われている気がする。
年齢や性別に関係なく日々の生活でやるべきことが多い。
何かに追われている時ほど、人は他人を羨むことが多くなってしまう生き物だ。特にこのSNSが中心の世の中だからこそ、そう思う。
ふとSNSを開けばキラキラした日常を送っている人たちが目に入る。
したいことを我慢している時、買いたいものを我慢している時に充実している他人の生活が簡単に見えてしまうからこそ自分の環境と比べてしまう。
人は人、自分は自分。頭では分かっていても難しい。だからこそSNSの世界では誹謗中傷といったことが絶えないんだと思う。僻みや妬みといった負の感情ほど恐ろしいものはない。
そういった日頃のストレスを発散させるために、自分の為にしている推し活でさえも他人と比べて負の感情が芽生えてしまうなんて話もよく聞く。
よくよく考えたらおかしいよね。なんでやねんって。自分が好きでやってることなのに他人と比べるなんて。自分の好きと他人の好きを比べる必要はない。
こういった他人と何かを比べないようにするには「心に余裕」が必要なんだなとつくづく思う。心に余裕を持たせるって難しいように思えるけど、それは意外と簡単で何か一つでも生活の中で+αを取り入れるだけでいいと私は思っている。
例えば、5分早く起きて朝にゆっくりコーヒーを飲む時間を作るとか、お風呂あがりにパックをしてみるとか、おいしそうなコンビニスイーツをおやつに食べてみるとか、休日にだらだらスマホをいじるのをやめてネトフリで1本映画を見てみるとかそういった些細なことでいいと思う。
何かに追われるだけの1日を過ごすんじゃなくて、自分の意志でしようと思ったことを何か1つやってみるだけで満足が得られると思う。些細な満足感の積み重ねで僻みや妬みといった他人と比べて負の感情になるなんてことがなくなっていくと思う。
帰り道にふらっとお花屋さんに寄って、可愛いなと思った花を買って帰っちゃうみたいな自分になれますように。
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