おさらいモネ-おかえりモネ 第45話

45話

モネがこれまで抱えてきたことと、これから進みたい道を独白するこの6分間は、これまで見た朝ドラというよりも、映画も含めた全てのドラマの中でも屈指のシーンでした
これを一発撮りでやりとげた19歳の #清原果耶 に末恐ろしさすら覚える場面でした
そしてそれを受け止める永浦家の受けの演技も素晴らしい
醸し出すオーラだけで引き込まれてしまう
見方を変えると、名だたる名優を前に俳優 清原果耶が真剣勝負を挑むような緊張感にヒリヒリした場面でもありました

受けの演技
お母さんは小学校で…
みーちゃんはおばあちゃんを…

モネの言葉に一瞬同様の色を見せた二人
後々わかる秘めた思いがここで垣間見せていたことには、初見では気づかなかった
あの事を踏まえていた演技と演出だったと思うと、あらためてうなってしまう

受けの演技
私は何をしてたのって

そう言って涙を拭うモネにもう駆け寄ってやりたかった
それを微妙な表情変化とちょっとした動きで母の気持ちを表す #鈴木京香 さん
娘達が泣いていたらと学校を後にしようとした亜哉子さんなればこその動きだと思う

気象はね
未来がわかるんだよ

やりたいこと
役に立つことができそうなことを見つけた

大切なものをなくして
傷つく人はもう見たくない

役に立つことと共に、これがモネの理念なんですよね
もっとも東京に出たての時、これが強すぎてド新人の空回りをしてしまいますが… 

わかりました
そう言う前に雅代さんの遺影に目をやる
亜哉子さんは雅代さんから好きなことをやんなさいと言われたことをずっと大事にしてきて、娘達にもそう言っていた
このわかりましたは、亜哉子さんを通じて雅代さんが孫のモネに言った言葉でもあったと思う  

モネの気持ちはわかるよ

この父娘はやっぱり同系統の人間なんだなと思えました

森林組合にお別れ

ところがばったりあったりするんですね
お互い気づいてないが、放送では一週間後
ドラマの時間軸ではおそらく東京に着いた次の日にニアミスしてます
これをご都合主義とか野暮なことを言っちゃあいけません
先生も実は会えるんじゃと思ってた節あり

いってらっしゃい

ということは、ここはおかえりと行ってもらえる場所だということ
これから向かう東京もおかえりと言われる場所になっていく
私もおかえりと言う準備は既にかなり前からできております！

送らないよ

モネに言いたかったことは能舞台で伝えた
あとは行っといで
気持ちよく送り出す
湿っぽさ無し
また帰ってきたかったら帰っておいで
サヤカさんの懐の深さ
モネのそうなりたいと思うたどり着く姿に大きな影響を与えましたね

だけどホントはハグでもして惜しみたい気持ちをぐっと押さえてたのかも
それが彩雲を見て溢れだしたんだと思う
それにしても
新芽→空→彩雲からの
あの娘によい未来を

そして
「なないろ」

この流れはもう反則
いつ見ても感動
そしていつも思うことは
登米編はやはり良い
絶対に良い

【45話劇伴メモ】
①冒頭 酔っぱらいモネ
「似たもの同士」

②子供の頃の回想
「天と手(feat 坂本冬雨)」

③モネの独白
「けあらし」

④気象はね未来が分かるんだよ
「心の耳」

⑤耕治さんとモネ～森林組合お見送り
「うみやまそらひと」

⑥行ってきます
行っといで
「小さな想い ハミング」

⑦あの娘によい未来を
「なないろ」