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おさらいモネ-おかえりモネ 第18話

18話
耕治さんと新次さん
お互いに、諦めたことをもったいないという

物語冒頭、モネの誕生の時、嵐の中船を出してくれた新次さんと耕治さんの仲は、深い仲だったことが想像できたけど、震災と経済的なことが袂を分けてしまったことが垣間見れた
この後、みーちゃんが「りょーちんのお父さんに船あきらめさせた」「りょーちんのうちあんなに大変だったのに」と言う
この回はみーちゃんのエピソードが中心だけど、及川家の抱えているものの輪郭が少し見えた回でした

たかが?

 

目の色が変わるという表現があるけど
まさにそれ
龍己さんも本心ではないと思う
あれだけ真剣に手伝って取り組んでたんだから
ケガしたことを心配させまいと、少し口が滑っただけだと
みーちゃんは、なぜこんなにストイックなのか?
全てを知ってから見ると同情できるが、この時は彼女の心の痛みは分からなかった
白状すると、蒔田彩珠 さんを知ったのはこのドラマから
最初は地味な印象だったけど、この週辺りから存在感が増し、もう一人のヒロインがこのドラマにはいることを思い知った

いい加減にしなさい!

亜哉子さん一喝
さすがの母の強さ
この迫力は翌年大河の鎌倉殿の後白河法王の側近、丹後局とかぶってしまいました

笛を吹いて場を和ませるモネ

演出の梶原監督によれば、台所と居間の間に結界を設けたと仰っていた 
家族の真剣な話、言い合いに入っていけず、モネは外の人になってしまったことを象徴しているようだ
険悪な雰囲気をなだめようと明るく振る舞い気遣うモネが、けなげでいじらしくて、なぜか泣けてきた😢
ごめんなさい

謝れるということは大切なことだよみーちゃん
そして、それを許す龍己&耕治さん
しんみりします

BGMは
「かみあそび」

開始2分位のメロが切なく響く

初見の時からこの一人部屋で涙するモネの気持ちについて考え続けてます
家族のことに入り込めなかった疎外感
また何もできなかったという無力感
自分はもう外の人なんだと
だけど島から出ると決めたのは自分自身
そのわりにまだ何をやりたいのかわからない
そんないろんな思いを、一粒の涙だけでこちらへ伝えてくる清原果耶さんは、ただ者ではないと思いました
そしてこのドラマを分かりたいと思いました

朝ドラ受けの華丸さん
「家なら余裕で泣いてます」

【18話劇伴メモ】
①冒頭
みーちゃんと龍己さんの言い合い
「霧」

②雨の中船を出す
「空を見つめる者」

③高校生の自由研究ってバカにしないで
不明

④笛を吹く
    みんなではっと汁
    自分の部屋で涙
「かみあそび」

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