魔法少女445 オーパーツとかアステカ、マヤ文明についての考察①オーパーツ、テスカトリポカ、生贄の紋章、トナルとナワル、陰茎切り取り編

2021年11月23日 16:23

初めに

noteの皆様こんにちは。
私は現在web漫画サイト-週刊ヤングVIP-にて「魔法少女445」という作品を投稿しています。女子中学生たちが「オーパーツ」と呼ばれる、邪神が宿る道具を巡る事件や争いに巻き込まれる非日常ミステリー異能バトル漫画です。読んでいただけると幸いです。

https://neetsha.jp/23562

SF異能力バトルミステリー漫画なので当然のことですが独自の設定とか超自然的パワーを持つ架空の用語とかがたくさん出てきます。そしてこの作品のテーマが宗教とか信仰なので現実にいる神話の登場人物とかから設定を拝借しているパターンが多いため少しまとめることにしました。自分も勉強しながらなので勉強ノートの用途としても使います。

謎本とか↓こんな感じの、ウルトラマンの怪獣図鑑みたいなのが好きなのでそれっぽく書けたらいいと思います。

０、オーパーツ

ウィキペディア　オーパーツの記事

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84

発見された場所や時代にそぐわない物品、英語の"out of place artifacts"を略してooparts-オーパーツと呼ぶみたいです。代表的なものは画像のクリスタルスカルとかナスカの地上絵とか天空都市マチュピチュとかアンティキティラデバイスとか、日本だと土偶とか聖徳太子の地球儀とか（飛鳥時代にはありえない）あと日本刀もしばらくは製造法が不明でオーパーツだという説を言う人もいます。解明されてしまってるものも多いですがSCP財団みたいな秘密組織がカバーストーリーとして解明した体にしてたら面白いんじゃないかという気が2％くらいあります。そんなこと言ったら全部の陰謀論がまかり通ってしまうのですが。

なぜそんなにすごい工芸品が何百年何千年も昔に作られたのかを調べるとその多くの目的が神への捧げものだったりするケースが多いです。土偶とか埴輪とかは古墳にお供えされているイメージがあるので分かりやすいです。2012年地球滅亡を唱えていたとされたマヤのカレンダーとかも神と交信する儀式の際に使われたみたいです。

魔法少女445でのオーパーツは神とセットになっちゃってますが特定の神と通信する専用の携帯電話みたいなものという風に扱っています。分かりやすく神という言葉を使っていますが一応メソアメリカではそういう神や精霊のことをトナルと呼ぶみたいなのでこの作品でもこの用語を使用していきます。

1、テスカトリポカ

マヤアステカの神で最も凶悪かつメチャ強いという説がある戦争と死の神。でもマヤアステカだとやっぱりケツァルコアトル（ククルカンとも呼ばれるらしい、翼竜の名前でもこんなのがいたはず）とかティオティワカン（神ではなく都市、マチュピチュとかと同じカテゴリー？）とかトラロック（仮面ライダーアマゾンズで知りました、雨の神らしいです）とかの用語が有名な気がします。

第165回直木賞を受賞した作品がこのテスカトリポカの名を冠しており、これからメジャーになりそうな気はします。↓アマゾンのリンク　今度読んでみたいと思います

https://www.amazon.co.jp/dp/B08VWBX3G7/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

Tezcatlipoca、意味は「煙を吐く鏡」ということらしいです。この鏡はアメリカ南部で採掘される黒曜石を材料にしたものらしいです。また人間の前に現れる際にはジャガー（黒豹）に変身（メソアメリカではナワルと呼ぶらしい）をしているところからジャガーのイメージもあるみたいです。

「インディージョーンズ魔宮の伝説」、にて生きたまま心臓を差し出す儀式が行われるシーンがありますがアステカのそういうイメージのほとんどはこのテスカトリポカのせいらしいです。そのせいでキリスト教では悪魔と見なされています。

魔法少女445では主役のヨシコさんがテスカトリポカと契約しています。