結婚や出産を機とする退職

こんばんは。
今日のテーマは、結婚や出産を機とする退職です。

この世から私が消し去りたいものですね。
許し難いこの世の暴挙ですよほんと。専業主婦志望自体は別に人の勝手だしいいんだけどさ、少なくとも辞めるというオプション(もしくは負担。というか負担でしかないのでは?)が女性だけに付与されているのがおかしいんよな・・・

産む性が女性なら、辞める性も女性。これはなんとかしたい。

すべての人々が選びたいライフコースを選べるようにできていないのが現状の問題であって、そこをどうにかしたいのです。

①現状

今どうなっているのか。第一子出産を機に退職する女性の割合は、46.9%。は?半分近く?????これでもましになってるんですけどね。

半分は普通に現在でも辞めるんですね。なんとまあ。。。

では、なぜ辞めるのか。両立が難しいことは、各種調査が物語っている。
女性・正社員の退職理由として最も多いのは、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた」。詳細をみると、働き方が合わなかった人が多い。

続けたくても、辞めるという現状がみてとれる。

②問題点

問題点は簡単。辞めることによる機会費用が高すぎる!!!!!
下図における標準労働者と出産退職(もしくは退職→パート)を比較してみよう。

(引用)ニッセイ基礎研究所「大学卒女性の働き方別生涯所得の推計」P105

仕事を続けた場合と、やめた場合では、約2億円という機会費用が存在するのだ。は?2億円をペイできるほど、男性が働き続けることが価値あるものなのか?????

逆に考えると、男性が家事・育児をすることで、世帯所得が2億円上がるということ。男性の家事・育児はGDP的に見ても(女性の出産による機会費用が高すぎるから)すげえ価値あるもの。

そして正規雇用での仕事を辞めると、正規雇用として戻りにくいという日本の雇用システム上問題点があるので、万が一別れた時に女性側に稼得能力がなく、貧困の中育つ子供が存在するという問題もしっかり引き起こす。
要は一回やめて戻ると賃金が低いんですよね。

とにかく機会の不平等に苦しむそういった子供を私の世代で最後にしたいという思いがあるので、その背景となりかねない結婚や出産を機とする退職をこの世からなくしたい。


結局、続けたくても続けることができない女性がいることそのことがこの世の不条理。

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