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2019年のベスト10

なんだかんだで6年くらい続けている漫画とゲームの個人的なベスト10
いい加減FC2ブログは卒業して、今回からはnoteで書いてみる。
さらに2019年は映画も結構な数が観れたので、新たに「映画のベスト10」も追加。

ルールはこれまでと一緒。
・発売日や公開日は関係なし
・2019年に読んだ漫画、遊んだゲーム、観た映画で印象に残ってるベスト10
・ランキングの順位は適当コメントはもっと適当※重要

過去のランキングは↓から辿ってね。
今年の漫画2018
今年のゲーム2018

漫画のベスト10

10位 ブルーロック(原作:金城 宗幸/漫画:ノ村優介)
「そのスポーツに無知でも楽しめるのは良いスポーツ漫画」の言葉のとおり、いまだにオフサイドがよく分からない自分でも楽しめたサッカー漫画。
ストライカー1本に絞ったストーリーは分かりやすく斬新。
キャラの中では蜂楽くんがバチバチに可愛かった。

9位 僕!!男塾(原案:宮下あきら/原作:宮川サトシ/作画:近藤和寿)
数年前から流行ってるスピンオフ物。今年もいろいろ読んだけど、原作にも強い思い入れのあるコレがとくに面白かった。
作者は(たぶん)真面目に書いてるのにギャグになってしまった原作を、真面目にギャグにしてくれたことで、すごくしっくり来た。
鎮守直廊三人衆の名前を言えるくらい原作が好きな人は必読。

8位 少女終末旅行(つくみず)
タイトル通り、2人の少女が終末世界をひたすら旅行する話。
独特のタッチで描かれる廃墟を、ゆっくりのんびり自分も一緒に旅してるかのような気持ちになれる漫画。
アニメになってるらしいけど、そっちは未見。

7位 この美術部には問題がある!(いみぎむる)
知り合いの高校生がオススメしてくれた中学生の漫画。
読み始めた時は「普通かなー」と思ったけど読み進めるうちにグイグイ惹かれ、3巻くらいで完全にハマった。
ウサミちゃんが健気で可愛い。こちらもアニメは未見。

6位 ORIGIN(Boichi)
絵が恐ろしいほど綺麗なゴリゴリのSF漫画。ロジカルで分かりやすい近未来技術の説明がとにかくワクワクする。
後半、急ぎ足になり、そのまま完結してしまったのだけが残念。あと2〜3巻だけでも続けて欲しかったなあ。
攻殻機動隊とか好きな人には絶対オススメ。

5位 夏目アラタの結婚(乃木坂 太郎)
何年か前の漫画ベスト10でも挙げた和物猟奇ミステリー「幽麗塔」の作者の新作。
まだ1巻しか出てないけど、あまりにも強烈で魅力的なヒロインのインパクトでランクイン。続きが気になってしかたない。

4位 邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん(服部 昇大)
この後の「映画のベスト10」を読めばわかるが、自分はあまり邦画を観る習慣がない。…にも関わらず次から次へと観たい方が邦画が出てくる漫画。邦キチ、めちゃ可愛い。
ツイッターにも書いたが、じつはプレゼンの教科書にもなりうるアカデミックな作品でもある。

3位 付き合ってあげてもいいかな(たみふる)
数年前から何となく選んでる百合部門。「青い花」や「放浪息子」の作者の新作「おとなになっても」もめっちゃ良かったし「ゆりでなる♡えすぽわーる」も変化球で良かった。
…が、読みやすさ、絵の好み、続きが気になる度…などから、これが大賞を受賞した。

2位 チェンソーマン(藤本 タツキ)
2016年のマイベスト漫画1位だった「ファイアパンチ」の作者の新作。
強烈すぎるキャラクターや、次話でいきなり主人公が死んでもおかしくない超展開のストーリーなど、前作同様の面白さ。
…が、前作「ファイアパンチ」の中盤以降は個人的には失速だったので、その不安から1ランク下げた。

1位 SPY×FAMILY(遠藤 達哉)
チェンソーマンを下げておきながら、結局1位は「少年ジャンプ+」の作品だった。
2017年の1位も同アプリの「青のフラッグ」だったので、ジャンプ+は侮れない。
とにかく自分の中ではこの作品が一番、読みやすく、面白く、ワクワクできた。アクションもサスペンスもギャグも良い。キャラもみんな良い。とくにアーニャが良い。

漫画の所感
まだまだ面白かった漫画はたくさんあるし、過去のランキングで挙げた漫画で引き続き面白い作品もたくさんあった。
「響」や「荒乙女」「モンキーピーク」みたいに最後まで面白いまま完結した作品もいろいろあった。とくに「やがて君になる」は最高の終わり方で、2週間くらいは余韻に浸ってた。
今年ランクインした漫画も(ある程度は長く連載しつつ)できれば面白いまま完結して欲しいな。

ゲームのベスト10

10位 DAYS GONE(PS4)
大作ゲーム…なのは間違いないんだけど、あまりの3D酔い(アプデでマシなったかも)と、同時期に出たゲームの対応に追われ現時点でまだクリアしていない。
作り込みは凄まじく、何より大好きなゾンビゲームなのでクリアだけはしないと…という覚悟からランクイン。

9位 リバーシティガールズ(PS4)
時代錯誤なくらい丁寧なドット絵で活き活きと描かれるキャラ達や、原作を意識した物語+演出は紛れもなく「熱血硬派くにおくん」シリーズ。
恒例の日本特別価格と決定キャンセル(A/B)を逆にすらしない雑なローカライズは悲しかったが、十二分に楽しめるアクションゲームであった。

8位 リングフィット アドベンチャー(Switch)
筋トレのしんどさの壁を、ゲームの面白さで無理やり叩き壊した驚異のフィットネスゲーム。本当にしんどいけど楽しい。
Laboの時も思ったけど、自由度の高いハードで面白いソフトを作らせたら最強だな…この会社は。
リングコンの出来が良く、他の遊び方にも派生しそうで期待。

7位 フォーゴットン・アン(PS4)
今敏ファンを公言する開発者のこだわりがほとばしるアニメーション。絵やストーリーは好みが分かれるが、ヌルヌル動くキャラクターは必見。
ストーリーに派生がほぼ無いのと値段に対して少しボリューム不足なのは残念だったが、絵を見て気に入ればプレイの価値あり。

6位 Ultimate Chicken Horse(PS4/Switch)
「Tricky Towers」「Overcooked 2」に続く次世代クソ盛り上がり対戦バトルゲーム。ターン制マリオメーカー。
先の2ゲームと異なり、本気で勝ちに徹すると「人間の嫌なところが出がち」だが、その辺はルールを決めて楽しくプレイしたい。

5位 キングダムハーツ3(PS4)
あまりに壮大で、あまりに豪華なアクションRPG。であるが、同時にこれを「楽しみきる」には、あまりに高いハードルを越える必要があった。
20年近くに渡りシリーズを適度に楽しんできた自分には十分楽しめたが、シリーズ未プレイでは話についていけず、シリーズの大ファンには腑に落ちないラスト(かも)という、意外と遊び手を選ぶゲームかもしれない。

4位 Cuphead(Switch)
見てるだけで楽しくなるカートゥーン調のグラフィックと、やってる方は泣きたくなる極悪難易度のギャップが素敵な傑作アクションゲーム。
久しぶりにコントローラー投げたくなった。新たに発表された追加DLCも超楽しみ。

3位 SAMURAI SPIRITS(PS4)
気になるのはロード時間と少し大味な調整くらい。11年ぶりの完全新作はヒリヒリする読み合いと駆け引きが、すぐに誰でも楽しめる良作「サムスピ」だった。
格ゲー未経験者に「とりあえあずこのボタンを押してごらん。相手の体力たくさん減るから」と教えられるゲームはこの業界にとって大変貴重。

2位 DEATH STRANDING(PS4)
「まったく新しいゲームを作る」と言ってた人が作った、まったく新しいゲーム。
年末ゲームラッシュのおかげで、じつはまだクリアしてないが…それでも数十時間やっただけでこの順位に入るくらい衝撃的に面白かった。
が、同時に何が面白いのかよく分かっていない。ただウロウロしてるだけで楽しい、という感覚はゼルダBoWに近い気もするが、こっちはもっと人間の本質的な快楽をくすぐられてる気がする。

1位 テトリス99(Switch)
そんなよく分からないゲームを抑えて1位になったのはこのゲーム。間違いなく2019年に遊んだゲームの中で一番衝撃を受けたし、一番プレイ時間が長かった。
思い返せば、初めて「対戦テトリスの楽しさ」を教えてくれたのも任天堂のGBテトリスであった。
テトリス初心者はなかなか1位が取れないかもしれないが、格ゲーで初勝利するよりは覚えることが少ないと思うので…興味ある人は(自分がテトり足取り教えるので)ぜひ遊んでみて欲しい。Online加入してたら無料だし。
このゲームで一人でもテトリス人口が増えると良いな。

ゲームの所感
デスストのところでも書いたけど、秋くらいからのゲームラッシュに体が付いて行かず…正直、ゲームに関しては不完全燃焼な1年だった。
クリアしてないゲームはゴロゴロあるし、年末に買った「CONTROL」や「新サクラ大戦」はまだ未開封だし、あれだけ話題になった「SEKIRO」や「ポケモン剣盾」は買えてすらいない。
2020年はこれらも含めて遊ぶ時間をきちんと確保し、来るべきPS5に向けてしっかりとゲーマーとしての体づくりをしていきたい。

映画のベスト10

10位 劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム
年の瀬に完全にブームが去ってから観る機会があったんだけど…ブームに乗れなかったことを後悔するくらい良かった。
ただ、これは映画の内容よりも「映画の体験」に対しての感動なので、この順位に(詳細は別の機会にまとめたい)
あとナギくん、可愛かった。

9位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
自分のタランティーノ映画の好きなところが全部詰まった映画だった。とにかくブラピがカッコいい。
予備知識として事件の概要だけ調べて行ったけど、知っておいた方が後半が楽しめると思うので観る予定の人はぜひ調べてから。

8位 ジョーカー
すごく良かったけど、すごく疲れた…。ひたすら辛いので、とにかく精神的に元気な時に観ることをオススメしたい。
バッドマン知らなくても十分に楽しめるが、キャラ設定だけでも知っておいた方が絶対に楽しめる。

7位 イエスタデイ
こちらもビートルズ知識が浅くても十分に楽しめる映画。それなりに聞いて育った自分は感動したしラストは泣いた。
日本の漫画に出てきそう(実際に出てる)なif設定で、分かりやすく楽しめた。

6位 スパイダーマン:スパイダーバース
海外アニメだと「トイストーリー4」や「名探偵ピカチュウ(アニメ映画じゃないか)」も良かったし、スパイダーシリーズだと「ファー・フロム・ホーム」もすごく良かったけど、それらを追い越してこれが良かった。
とにかく映像と演出が痺れるくらいオシャレ。ストーリーもすごく良かった。

5位 プロメア
「グレンラガン」と「キルラキル」を混ぜ合わせ圧縮し、その絞り汁で作ったような作品。同作のファンであれば必見。
ファンでなくても心の熱量を上げたい時に、ぜひ大画面+爆音で観て欲しい映画。

4位 ハンターキラー
2019年のGWは11連休あったので「映画11本観るチャレンジ」をやったんだけど、その中でとくに良かった1本。
同期間に観た「アベンジャーズ・エンドゲーム」も「グリーンブック」もメチャ良かったんだけど、この2本はすでに評価されまくってるので「このチャレンジが無ければ絶対に観なかった」この映画をあえてランクインさせた。
これぞアクション映画と言わんばかりの御都合主義で大味な展開に、最初から最後までワクワクしながら観れた。

3位 ぼくらの7日間戦争
この辺りから趣味全開。2019年の百合映画部門はこの作品。
同部門に「アナと雪の女王2」や「ターミネーター:ニュー・フェイト」もノミネートされたが、ぶっちぎりでこれが良かった。
百合要素を除けば並の映画だった気もするが、とにかく後半の展開が激アツで(たぶん館内で自分だけが)声が出るほど興奮していた。

2位 空の青さを知る人よ
「あの花」で泣いた人は絶対に観て欲しい映画。
なぜこの映画を2位にしたのか実はよく分かってないんだけど、なぜか心に残っていて(3位までにアニメが入りまくってるのに)なぜか外すことが出来なかった。
観終わったあとに「よし、明日からも頑張って生きよう」と一番思えた映画だった気もするし、あとタイトルがすごく好きだったのもあるかも。

1位 ボヘミアン・ラプソディー
冒頭に書いた「公開日は関係なし、自分が2019年に観た作品で〜」というルールに従うと、結局この映画を1位に選ばざるを得なかった。
一昨年から10回くらい映画館で観たけど、毎回どうしても泣いてしまう。それほどフレディの生き方はカッコよく、面白く、切なく、素敵だった。それがスクリーンを通して何度も何度も感じさせてもらえたので、フレディとQueenとクリエイターに感謝。

映画の所感
今回初めて映画をまとめたけど完全に趣味全開で、気がつけばとんでもないランキングになってしまった。まあ個性が出てよかったかな。
じつは年末に公開されたスターウォーズが(エピソード1〜8を見直している内に年が明けてしまい…)まだ観れてなかったりするが、自分にしては頑張って映画館に行けた1年だったと思う。
また半分がアニメ作品というランキングを見れば分かるように、個人的に2019年はとくにアニメが豊作な年だった。
ランクインはしなかったが「天気の子」「ハロー・ワールド」「バースデーワンダーランド」などのオリジナル作品はもちろん、プリキュアやドラえもんなどのシリーズ物も含め(DQ ユア・ストーリーを除き)どれも素敵なアニメ作品ばかりだった。

さいごに

こんな感じの2019年のベスト10だったが、どうだっただろうか。
冒頭のルールで書いたように順位もコメントも適当なので「なんであれがランクインしてないの?」や「あれが◯位とか、ありえない…」みたいな意見もあると思う。そんな意見は、ぜひ直接聞かせて欲しい。自分が良さに気づいてないかもしれないし、そもそも未見・未プレイかもしれないし。

ゲームの所感にも書いたが、去年(とくに後半)はコンテンツを消費し切れない感があったので「時間がない」を言い訳にせず、今年は空いた時間を無駄にせずガンガン消費していきたい。あと、ただ消費(インプット)するだけでなく、良い作品はいろいろな形で伝達(アウトプット)するのも頑張りたいな。

2020年も素敵な作品にたくさん出会えますように。

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