Animelo Summer Live 2021 -COLORS- Day2加点要素一覧

アニサマが閉幕して10日くらい経ちますが、やはりどう考えても今年のアニサマ2日目は歴代最高(個人の感想です)だったので、ここに加点要素を列挙してみようと思います。
※加点の数字は本当に適当です。2倍加点されているから2倍高まったわけではなく、大小関係すらあまり機能していません。
※一部失礼な表現があるかもしれません。あまりにあんまりなことは書いていないつもりですが、そういうのが苦手な方は読まないでください。
※以下、セトリ・演出等ネタバレを著しく含みます。また、記憶が曖昧になっているため事実と異なる可能性があります。

紅蓮華のカバーが原曲キー +50点
 KISHOWが開幕からイケイケでハイトーン連発してて最高だった。紅蓮華はもはや誰もが知ってる名曲ではあるものの、曲調としてはノリノリというよりはシリアスな印象で、開幕には向かないかなと思っていた。フタを開けてみればアーティストがイケイケのアゲアゲで最高のスタートだったし、グラロデ・栗林というアニサマベテランチームが最新のアニソンをカバーするという構図も良かった。

GYROAXIAのドラムの顔 +30点
 顔が良かった。全然知らない人だけど顔が良い。名前も知らないけど顔が良い。顔が良いから多分ドラムも上手い。顔が良いからかカメラもドラムのアップをよく抜いてた気がする。ハケ方もイケメンだった。

GYROAXIAとArgonavisの出番が連続じゃない +60点
 恥ずかしながらどちらも曲を全く知らなかったので、連続じゃなかったのは私のテンション的にありがたかった。だが基本的に私はフェスで知らない曲が来ても知らないこっちが悪いと思っているし、むしろ知らない曲を現地で聞いて「いいじゃん!」ってなりたい人間なので、この加点はそういう意味じゃなく、演出や曲の流れが単調にならなかったのが良かったなと。この2組目当ての客にとっても、いつ出るかのドキドキ感が持続するのでこういう分け方は基本良いと思っている。

急に渡月橋を歌う鈴木愛奈 +45点
 ホントに急に歌ってきた。あまりに急で「なんで俺この曲知ってるんだ?」と脳がバグった。何故この曲をチョイスしたのか、その想いは直後のMCで語られたのだが、こういうカバーは大体先にMCで何で歌うか語る(例:3日目の楠木ともり)ものなのでマジで曲中は「???」となった。でもそれで良い。ライブは1~2回くらい「???」ってなるくらいが丁度良い。

Tiny Light  +4000点(+50000点)
 基本的にアニサマの良さはセトリじゃないと思っているので今回「この曲回収できたから最高!」みたいなことは1文字も書く気が無い。加点理由はアニサマ2020で歌唱予定だったであろう曲をMCも添えてしっかり披露したからに尽きる。鬼頭明里は昨年夏以降も普通に曲を出してるので新曲中心にもできたと思うが、アニサマ2020への意気込み・想いも同時に感じられたのが最高だった。ちなみにTiny Lightはマジで聴きたかった曲なので、()内の点数はその補正込みの場合。これ以降こういう加点の仕方はしません。

時としてバイオレンスのコラボ +15000点
 halcaと鈴木愛奈が歌唱中にキックしあったりしてじゃれ合ってるのがあまりにも最高だった。光のオタクなので基本的にコラボしてるときは仲良さそうにしててほしいし、ただ一緒に歌うだけじゃない遊び的な要素があるとホントに嬉しい。嬉しかった。邪神ちゃんを見ていない(というか私はアニメをほぼ見ない)ので良さを100%受容できているわけではないが、作品に絡めたコラボはその作品を見ていなくてもなんとなく楽しさが伝わってくるのでどんどんやってほしい。

時としてバイオレンスで客へのアオりを間違えて「間違えた~!」ってオンマイクで言っちゃうhalca +80000点
 これこれこれこれ~~~~~~~~!!!!!!!ってなった。ライブはこうじゃなきゃいけない。こういうハプニングが起こるのは、halcaがこの舞台を、このコラボを大いに楽しんでいることの証左でもあり、噛めば噛むほど美味しい事故だった。その後のhalca本人のツイートでまた美味しくなっていた。

Argonavisがバクステで歌う演出 +30点
 ちゃんと対バン感が出ていて良かった。この日に限らず全体を通してバクステは用意した割にあまり使われていなかった印象だったが、使われ方はどれも効果的だった気がする。後ろの席にも人権が芽生えるので今後も作って使ってほしい。

亜咲花が前半トリ +10000点
 マジでえらい。前半トリにもってくる運営も、前半トリの「格」をその実力・パフォーマンスによって証明する亜咲花もとにかくえらかった。アニサマが歌手を育て、歌手がアニサマを育てる、そんな光景をいつまでも見ていたいと思った。

ちゃんとSHINY DAYSを歌い、定番の良さを再確認させてくれる亜咲花 +8000点
 もう何年連続だ?ってくらい披露していると思うが、3曲以上割り振られる歌手はそれでいい。JAMだってSKILLをずっと歌い続け、ずっと盛り上げ続けてきたのだから。今後も歌ってほしいし、SHINY DAYSを越える定番ソングを獲得して披露する姿も見てみたい。

とはいえ東山奈央とのコラボで変化をつけたSHINY DAYS +7000点
 ゆる△キャンを見ていないのでこのコラボの良さを100%受容はできないのだが、居るんだからコラボした方が良いに決まってる。過年度との変化にもなっていて非常に良かった。

SHINY DAYS間奏で「アニサマ大好き~!」と叫ぶ亜咲花 +20000000000点
 ちょっと泣いた。俺もアニサマ大好きだ~!!!!って心の中で叫んでいたし、あの瞬間みんなそう思ったんじゃないかと思っている。亜咲花のパフォーマンスを見たらアニサマ大好きなことなんて十分すぎるほどよく分かるのだが、やっぱりあの時、あの場所で、声に出して言ってくれたことがとにかく最高だった。亜咲花が居るうちはアニサマは大丈夫だって思った。

◯ガンガンアニサマにコミットしていく鈴木愛理 +910点
 ソロからコラボからテーマソングから、とにかく舞台に立てば想像以上のパフォーマンスをもたらしまくっていた。というか単純に出番の多さに驚いた。もっとお客様チックな出方をするのだろうと思っていた。あと当然ながら、鈴木愛理をトロッコに乗せたのもえらかった。アイドルといえばトロッコ、トロッコといえばアイドルだ。

◯ロンリー・チャップリンをリクエストしちゃうアニサマスタッフと、それに応えてコラボしてくれるW鈴木ペア +40000点
 「それ、やっちゃうの!?」って誰しもが思ったのではなかろうか。だか、それでいい。だって「やったら絶対楽しい」から。「やったら絶対良い」から。やったら良いことは、やったら良くなるんだからやった方が良いに決まっている。アニソンじゃないとか世代じゃないとかそんな建前は「良さ」の前になんの意味も持たない。これからもアニサマ関係者の皆さまには自分が思う「良い」と思ったことは何でもやってみてほしい。

◯自らの節目に次々とコラボしまくる東山奈央 +1000000点
 活動10周年を迎えたので、今しかできないセットリストにしたいと言って、コラボをしまくるという選択をした東山奈央、絶対最高の人だろ!!!!!!!!!
 東山奈央のことを大して知っているわけでもないが、この一連のパフォーマンスから、恐らく日頃から周囲への感謝を忘れず、売れっ子になっても謙虚に仕事と向き合っている人なのだろうと推察できる。
 もちろん、全然コラボしない人は最高じゃないとかそんなことを言うつもりは無い。「pならばq」が成り立つとき、その裏である「pでないならばqでない」が成り立つとは限らない。

◯お願いマッスル前の寸劇MCからのコラボ歌唱 +888888点
 ダンベル何キロ持てる?も見ていないが、めちゃくちゃ楽しい一幕だった。せっかく声優が舞台に立っているのだから、ああいう寸劇はあった方が絶対楽しい。さらっとコラボに突入するのもカッコいいが、私はあれくらい丁寧に前フリしてほしい派。そこに鈴木愛理も入れてしまえ!とめちゃくちゃなことをやったスタッフ(が提案したのか分からないが)も天晴れ。コラボはめちゃくちゃな方が良い(個人の感想です)。全てが最高だった。

◯SNSのオタクの要望に応えてAnything Goes! をセトリに入れたとMCで語る大黒摩季 +55555点
 もちろん最初から歌うつもりだったのかもしれないし、スタッフから打診されたのかもしれない。でも、そうMCで語ってくれた大黒摩季の心意気が最高だった。こういうことを言ってくれると、オタク(※主語大)も来年以降アニサマであれ歌って欲しいな~!とかSNSに書きたくなるし、ひいてはアニサマ全体の盛り上がりにも繋がると思う。さらには、あの大黒摩季が俺たちの書き込みを見てるのか!?という驚きと感動もあった。

◯ら・ら・らを歌っちゃうという大黒摩季と運営の采配 +50000点
 言いたいことはほぼロンリー・チャップリンと同じなので割愛。神曲なんだから当然歌った方が良い。味いちもんめというマンガ原作ドラマのテーマだし、広義のアニソンでしょう(?)。

◯ら・ら・らをハミングで観客とともに歌うという演出 +700000000点
 こんな最高なことあるか?ってくらい最高だった。音楽に不可能は無いんだなと。飛沫を出さなくてもみんなで歌えるんだなと。しかも、ハミングで歌うことを考えるときに、歌詞が無いら・ら・らのサビは選曲としてあまりにも完璧で。その後に続く「今日も明日もあなたに会いたい」という歌詞も今のみんなの気持ちが乗っかってきて。あんなに一体感を感じられた瞬間はコロナ前のライブでも数えるほどしかなかったと思う。

◯鈴木雅之だけじゃなく九九組を交えてのら・ら・らのコラボ +99点
 アニサマにおいてどういうコラボが一番良いかという問いへの答えとして1つ、「アニサマでなければまず実現しないであろうコラボ」というのはあると思っている。果たしてアニサマのステージ以外で大黒摩季と九九組が接点を持つことがあり得ただろうか。ちゃんと調べてないので、あったらごめんなさい。でもこういう化学反応が見たい。今後も見せて欲しい。

◯よくよく考えるとコラボしかしていない鈴木雅之と大黒摩季 +20点
 別に「ソロ歌唱が無いから良かった」と言いたいわけではない。ソロがあったら当然良い。だがアニサマというパッケージ全体で考えたとき、「出番がコラボだけになるアーティストが居てもいいよね」という柔軟さは絶対あった方が良い。ちなみにら・ら・ら歌唱の時点で私は「今日のコラボはさすがにこれで打ち止めかな」って思うのが3回目くらいだった。コラボ多すぎて最高。

◯雨宮天のバースデーサプライズ +101010点
 誕生日当日なんだから、当然祝った方が良い。良いんだからやる。これ何回書くつもりだろうか。このサプライズについては、当然オタクなら誕生日は承知しているはずで、まあ何かやるだろうなとみんな思っていた節はあるが、adrenaline!!!という超ド定番の盛り上がりナンバーのイントロという一番こっちが誕生日のことを忘れる瞬間に仕掛けてきたのが最高だった。案の定私は忘れていた。

◯ハッピーバースデーの歌もハミングなら一緒に歌えるじゃん!という気付き +10101010点
 ハッピーバースデーの歌ほど、一緒に歌えなくて申し訳ない気持ちになる歌はない。でも大丈夫。今の俺たちにはハミングがあるって大黒摩季様が教えてくれたから。きっとハミングで歌ったのは俺だけじゃないはず。こういう予期せぬ化学反応が起こるから、アニサマはやめられない。

◯英雄の歌を歌うオーイシマサヨシのパフォーマンス +0140344点
 このnoteに加点要素を書いていく上で、「○○のパフォーマンスが良かった」のような要素は書かないつもりだった。それは加点というよりは基礎点に近いだろうと思ったからだ。だが、あるライブを通して何らかの感想を記すとき、これだけは触れなければダメだろうという、衝撃的なパフォーマンスがある(例:3日目TRUEのWILL)。私にとっての“これ”は、この日、英雄の歌だった。もう、この日を経て自分の中で英雄の歌が全く別の曲に聴こえてしまう。【絶唱】という言葉の意味を辞書で調べると「感情をこめ、夢中になって歌うこと。」と書いてあったが、あまりしっくり来ていない。自分のイメージする【絶唱】は、この瞬間のオーイシマサヨシのイメージだった。普段のパフォーマンスは細かくネタを挟んだり割とコミカルな印象があったので、それともギャップも相まって…、ああどう書けばあのパフォーマンスを伝えられるのだろうか。俺がオーイシマサヨシだったら、今のこの感情を種にして新たな「英雄の歌」を生み出せるのに。ライブってこんなに心が揺さぶられるんだ。そういう原初の感情を思い出した。

◯masshoiさんへの黙祷の時間を作ってくれたangela
◯一瞬モニターに映ったmasshoiさんの映像
 これらを加点要素とするのは違うと思っているが、どうしても書きたかったので点数だけ無しということでどうかご容赦頂きたい。
 本当にありがたかった。正直、この瞬間まで自分の中でどう向き合えば良いか分からなかったからだ。自分は特にmasshoiさんと親しいわけでもないし、他の方のドラムと聴き分けて「この音はmasshoiさんだ!」と分かるわけでもない。私とmasshoiさんの接点はアニサマとアニソンたちしかない。それでも訃報を聞いたときのショックはすさまじかった。果たして親交があり、ともに歩んできた仲間である方々の胸中はいかほどだったのだろう。そんな中angelaチームは、アニサマのステージで観客と共に黙祷してくれた。またmasshoiさんのドラムを見せてくれた。どのような想いをもってそれらを実行されたかは分からないが、私は「貴方たちもまたmasshoiさんの仲間だよ」と認めてもらえたような気がしていた。私も一緒に祈りを捧げて良いんだと。masshoiさんありがとう、今年もアニサマは最高でした。

◯“平常通り”コミカルかつパワフルなangela +130000点
 上記のような厳かなムードからでもangelaの空気に一変させることができてしまうのが凄い。angelaのように心からアニサマも大事に思ってくれていると感じられるアーティストがトリを飾ってくれるのは本当に安心感がある。ジークジオン等のお約束をしっかりやってくれたのも嬉しかった。今思えばジークジオン!もハミングできたが、一緒にジークジオン!できないことには特に申し訳なさを感じないのでいいか。

◯乙女のルートはひとつじゃない!のはちゃめちゃコラボ +99999999999999999999999999999999999点
 ついにこれを書くときが来た。このアクトの感想を書くためにここまで色々書いてきたと言っても過言ではない。
 「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、トリの歌手が最後に歌う曲がいかに大事かというのは今さら語るまでもないだろう。今年のアニサマ2日目ラストを飾った「乙女のルートはひとつじゃない!(以下乙女ルート)」は、歴代アニサマの全てのラストナンバーの中でも圧倒的に最高だったと断言できる(個人の感想です)。まず「紅蓮華」「乙女ルート」とアニサマでは初披露の新譜で挟まれたセットリスト全体の収まりの良さ。アニサマがこれだけ巨大なコンテンツになった以上、そのアニサマで1曲目やトリを飾った曲には、今後特別な意味が付加されうる。2日目のセットリストには、新しい定番アニソンの息吹が十全に感じられた。そして2番から続々と登場する今日の出演者たち。メンバーは比較的若手の女性歌手や声優たちであり、そこに鈴木愛理まで加わり、代わる代わる歌唱を披露していく。このメンバーが「乙女ルート」の楽曲名にかけているのはまず間違いないだろう。しかも声優も歌手もアイドルも同じステージで同じ歌を歌う光景は、まさに“乙女のルートはひとつじゃない”ことを体現している。個人的な趣向を言うと、ルート=職業という解釈は日本の教育スタイルの弊害のように感じられてあまり好まないのだが、舞台上から凄まじい「最高さ」を食らっている状態では、これくらいダイレクトな演出じゃないと気づけないのでむしろ有り難かった。そうこうしているうちに他の出演者も続々登場し、突如始まった野郎共のロングトーン選手権。もはや曲ともangelaともなんも関係がないが、これまで散々語ったように、「???」ってなるくらいがちょうど良いし、やったら良くなることはやった方が良いし、コラボはめちゃくちゃな方が良い。マ~~~~~~~~~~(ロングトーン)~~~~~~~~ジで最高だった。余談だが、アニサマが円盤化される際、レーベルの関係なのか一部未収録になることがある。今回で言うと大黒摩季のアクトが未収録になる可能性は前例からそこそこあり得るのだが、その場合富永TOMMY弘明氏はロングトーン選手権で突如現れた強面シンガーになってしまう。それはそれで面白いが、大黒摩季のアクトが全収録されることを祈る。
 異常な文章量になってしまったが、「乙女ルート」が披露された5分間に、私が観たかった大好きなアニサマの全てが凝縮されていた。楽しすぎて涙が出そうになった。正直今後、この「乙女ルート」を越える最高を体験することは流石にできないだろうなと思っているが、アニサマならまたやってくれると信じたい。信じて来年もアニサマに行く。

◯テーマ曲でオーナキマサヨシになるオーイシマサヨシ +0790344点
 ステージで感極まるタイプの方ではないと思っていたので本当に驚いた。オーナキ氏の想いを推し量ることはとてもできないが、アニサマへの熱い想いが痛いほど伝わってきて、完全にトドメを刺された。来年の大トリは任せた!と運営の顔つきになった。そもそも今年のテーマ曲の「オマエナニサマ!オレアニサマ!」のやつめっっっっっっちゃ良い。全日程共通事項なので加点要素としては書かなかったが、オープニング映像、各々のアーティストの「オマエナニサマ!オレアニサマ!」にそれぞれの個性が感じられて本当に最高だった。個人的には歴代アニサマオープニングで一番好き。

[最後に]
 加点要素は以上となります。もちろんこれ以外にも良かったところはたくさんあって、今回名前を挙げられなかったアーティストの方のパフォーマンスだってひとつひとつが本当に素晴らしかったです。その中で今回加点要素として挙げさせていただいたものには私の中で共通のテーマがあって、それは「仮にそれが無かったとしても、特に減点にならないもの」でした。
 ライブに行く前はどうしても「あの曲聴きたいな」とか「あのダンスが見たいな」とか「あの人とあの人コラボしてほしいな」とか、色々と期待を膨らませるものです。そうやって本番まで気持ちが高まっていくのはある種必然的ですが、それはひとつ間違えると、ライブを「自分の期待したことが実行されたかをチェックしていく」という減点法的な体験に変えてしまう恐れがあります。また、色々あってライブに参加できないとき、後からセットリストを見て「この曲やってないからセーフ!」のように減点を施して自分を納得させるという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。それが行きすぎると、公式のセットリストに「◯◯やってないなんてクソ」とリプライを飛ばすような無粋な行為の引き金になり得ます。チケットがなかなか取れない昨今だからこそ、私は行けなかったライブの減点ポイントより、行けたライブの加点ポイントを探していたいのです。
 ですので私はこのnoteで、ライブの楽しみ方として、「別にそれが無くても楽しかっただろうけど、あったから最高になった」ことを数えてみる、というのを提案したつもりです。といっても今回は自分の書きたいことをだいぶ優先したため、厳密に考えると裏返せば減点になるものもあるかもしれませんが、概ねGYROAXIAのドラムの顔がいまいちでもライブの満足度が下がったりしないよね。けど顔が良いって“良い”から。みたいな判断基準で書いています。
 
今、エンタメ業界は苦境に立たされていると思います。色々な考え方価値観があるなかで、なんの力もない現場オタクにできることの1つとして、ライブの良かったところを思い出して、声にして、ライブって良いよねという気持ちを忘れないでいることがあるのかなと思っています。オタクのルートもひとつじゃない!

英雄の歌を歌うオーイシマサヨシのパフォーマンス内の文言に誤字があったため修正しました。真逆の意味になってしまっていました…。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?