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デュアルスイーパー雑感

 デュアルスイーパーオンリーでスプラ3を遊んできて、S+帯で勝率6~7割前後で勝ち上がりS+10まで到達出来るくらい頑張ってきました。

いままでの記録
S+で一番調子良かった時の勝率(75%)
S+10到達!

 その過程でデュアルの強みや弱み、勝てる動きなどが理解できてきたので雑感をまとめておきます。上級者から見ると浅い内容かと思われますが、初心者から中級者辺りのランク帯で実際に勝つことが出来てきたので、そのあたりで参考になればと思います。

特徴

長所
・射程が長い(スシ、52ガロン、スクスロに射程勝ちできる)
・スライドの機動力がある
・サブのスプラッシュボムが使いやすい
・スペシャルのホップソナーがとても強い

短所
・キル速度が遅い
・弾速が遅い
・燃費が悪い

 とりあえず教科書的な特徴まとめから。
 デュアルスイーパーは射程の長さとスライドの機動力を活かして有利な場所でキルを取る仕事がしやすく、不利になってもスライドで逃げて生存できるという長所で試合に関与する時間を増やしやすいです。
 また、サブとスペシャルの性能が高く状況に応じた揺さぶりをかける事が得意で、使うタイミングを選ぶことで試合展開を大きく動かすことが可能です。

 一方で、ダメージの低さと歩き撃ちの集弾性の低さが相まってキル速度がかなり遅いのが大きな欠点です。また、燃費が悪いのでインクが切れて得意のスライドが封じられてデスするということも頻繁に起きてしまいます。
 以上を念頭に入れた上で、「デュアルを使って強かった立ち回り」をまとめていきます。

中衛としての立ち回り

 デュアルで難易度の低い割に強い立ち回りとして「中衛 = 一番前の味方の後」という場所で仕事をするというものがあります。

 具体的には、
・味方の後ろで塗りをして前の味方を動きやすくする
・塗る場所は前線付近や障害物裏等、敵の潜伏確率が高い場所
・塗りの途中で撃ち合いが始まったら応戦して敵を下げさせる、もしくは突っ込んできた敵を倒す
・撃ち合い前に十分塗れたら潜伏して近くの味方が敵と撃ち合いするタイミングを待つ
 (味方の横側にずれて待つと良い)
・味方がデスした上で不利状況になったらスライドやボムを駆使して逃げる
・塗ることで溜めたスペシャルゲージを使ってソナーを使い撃ち合いを有利にする

と言った動きを繰り返しつつ、人数有利ができたら味方と一緒に前に進んでいくという流れです。
 滅茶苦茶簡単に言うと「味方の後ろで塗ってソナー投げる」。正直これだけしっかりやるだけでも初心者帯では高い勝率を維持出来るのではないでしょうか? この戦法の強さを強化するためにギアにはスペ増とスペ強を積んでおり、その恩恵を十分実感出来ています。
 この戦法は安定感があるように思える手堅い立ち回りですが、撃ち合いや前進判断の多くを味方に委ねることになるのでいわゆる「味方依存」の高い立ち回りとなっています。高ランク帯で勝率を高めるにはこれだけでは勝ちきれない試合も多くなってきます。
(が、この立ち回りを極めて高ランク帯で勝ち続けている人もいるようです)

前衛としての立ち回り

 前述の「後衛」の消極的な仕事に対して、積極的に前に前に進んでいく「前衛」としての立ち回りもデュアルには可能です。

 内容としては、
・スライドの機動力を活かして素早く敵陣に入り、戦闘の準備ができていない敵に攻撃を仕掛ける
・デュアルはスライドで移動できるので塗り状況に関わらず撃ち合いが出来る。可能ならばキルを取り、そこまで前線を上げる。
・キル出来なければスライドを駆使してヘイトを稼ぎつつ生存し、下がった先にいる味方と連携して敵をキルする。その後前線を上げる。
・カウントを進めている間に素早く敵陣に入り、上記の動きをしてカウントを多く進めることを狙う。

と言った流れになります。生存力を活かしてとにかく前へ前へ。
 この動きができると味方をキャリーして勝てる試合が多くなります。「前の味方がうっかり負けて後ろの自分も死んで押し込まれる」という展開が減るので「味方が弱い!」と文句を言いたくなることも減るのが精神衛生上良いとも言えます。
 デメリットとしては当然「前は危険」という点に尽きます。突っ込んだ先に敵が2人見張っていて即返り討ちに遭ったり、普通に撃ち合いに負けたり、うっかり戦いすぎてインク切れになったり……。
 しかしそれは単に「自分が下手だった」と割り切れる話になるので、積極的に挑戦し続けてリアル腕前と将来的な勝率を上げるのを試みるのが個人的には良いと思い、実践しています。

結局前? 後?

 中衛と前衛の2つの立ち回りがあるとなると、結局どっちをやるのが良いのか? となりますが、ここが実際デュアルを使う上で難しい部分になると思います。結局結論としては「どっちが良いか考えて選び続けろ」となってしまうという。
 簡単に考えると「できる限り前で頑張って無理そうなら得意のスライドで逃げて後を固め、また前に行くチャンスを狙う」という感じになると思うので、そんな気持ちで各ステージやルール、敵味方の武器バランスなどを判断してやっていくことになると思います。その辺の細かい話がまとまったらまた後日書いていこうと思います。

以下はもうちょっと細かいテクニックや心構え等の話

TIPS

塗り方
・クリアリングで塗る時は有効射程の先端で。もし敵がいた時に撃ち合いが開始するが、その時の距離がデュアルの有効射程ギリギリだととても有利なので。逆に根本から塗ってしまうと敵が至近距離から現れる可能性があり危険。
・敵が絶対にいないと確信できる状況では逆に射程の根本から塗ることで効率的に前線を上げスペシャルを貯める。これは敵の位置把握が出来ている時に受けられる恩恵と考える。

スプラッシュボム
・インク切れになる原因の殆どは「ボムを使ってからの撃ち合い」という状況にある。
・それを考慮してボムを使う時は「命を削って投げている」くらいの覚悟で行い、可能なら投げた直後にインクを回復する。というかインクを回復できない状況でボムを投げるのは相当切羽詰まった時だけ(ヤグラやホコを止める時とか)
・ボム→ソナー→ボムで擬似的な2連ボムを投げれる。ヤグラやホコ周りでとても強い。

撃ち合いのコツ
・デュアルの弾は弾速が遅いので移動している相手を狙うのが難しい。動いていない相手を狙えればそれが最高。
・動いている敵を狙う時は「敵の未来の移動経路をなぞるように撃つ」ことを心がける。そうすると未来の敵に弾が全部当たって綺麗に倒せる。未来予知能力は実戦で伸ばす。
・デュアルの弾はスライドしないとブレるので、撃ち合いでは基本的にスライドを使う。止まってる相手を狙うときもスライドする。
・スライド撃ちをする時はスライド後に射程の先端で敵にダメージを与えるような場所に移動するように調整する。難しいが、これが出来ると相打ちせずに撃ち勝てる事が増えてとても強い。
・近付いてくる相手には引きスライド、遠ざかる相手には前スライド、横歩きする的には斜め横スライドを使うのが基本。
・スライドのジャンプキャンセルをすることで撃ち合いがさらに有利になる。安定させるために練習必須。
・台の上の敵を狙う時はスライドジャンプ撃ちを使うと命中しやすい。このためにアクション強化のギアが有効。
・曲射を狙う時はスライド後に移動しないで角度だけ変えることで命中率を大きく上げることが出来る。自分に弾が飛んでこない状況なら活用したい。
・撃ち合いでボムを使うとそれでキルできる可能性も瞬間的に高くなるが、大抵の場合インク切れでその後に自分が超高確率でデスするので忘れても良いくらい難しい。逃げると決めた時にボムを置いてイカ移動で下がるのはあり。
・インク切れはホップソナーの使用でカバーできる。撃ち合い中のソナーは相手も対応しにくいのでとても強い。その場合ソナー直前にボムを投げることも出来る。
・イカロールをスライドの代わりに使うとインク切れがしにくくなって強いと思われる。うまく使えていないので要練習。

潜伏
・どの武器にも言えるが敵に見つかっている状態より見つかっていない方が強いので、前線付近では基本的に潜伏心がける。
・特にデュアルはキル速度が遅いので、潜伏状態からの先制攻撃でその欠点を補えるとしっかりキルを取れる。
・背後から撃ってもスライドしないとたまに仕留め損ない、最悪返り討ちに合うくらいキル力が低いことを覚えておく。
・潜伏場所は前線付近なら味方の近くで。その味方を囮にして敵の側面や背後を取る。
・前に詰めた後の潜伏は敵が来ないこともある。その場合なるべく早く味方の場所に駆けつけられるように味方の場所をマップで確認しておく。

ホップソナー
・スペシャル強化を積むと効果範囲が広がって敵から遠い場所に置いても敵を攻撃することが出来る。壊されにくくなってとても強い。
・即時のインク回復としてとても有用。インクはデュアルの命。
・ヤグラに置くと雑に強い
・ヤグラの移動経路に置くと消える(反省)

ガチエリア
・結構塗れるので必要なら塗るが、前に詰めたほうが良い場面が多いのでちゃんと選択する

ガチヤグラ
・乗っても強いし乗らなくても強い。ちゃんと選択する

ガチホコ
・持たなくても強いけど誰も持たなかったら持つ

ガチアサリ
・どんどん前に出てキルを取って点を入れた後に中央を中衛ムーブで守って勝つのが常勝パターン

 各種ルールについての細かい話は後日記事にしたいと思います。全体的に「前でも後でも戦える強みを活かすと安定して戦える」と言った印象があります。

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