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サイケデリックな副作用を求めて

今から30年程前の高校1年の夏、市販の膀胱炎治療薬の箱裏面に『幻覚等』と副作用について書かれていることを膀胱炎を患う友人K(現在DJ :UGSの一人)が発見。

僕は連絡を受けて直ぐに1人2箱ノルマで同銘柄購入&集合を仲間へ発令しました。

集まったアホ4人はいつになく妙なテンションでタワー型に積まれた箱とカルピスウォーター(1.5L)を囲んで車座に。

『どうする?・・・・』と言った後に沈黙がしばし続き、互いに視線で牽制しつつ出方を探っておりました。

僕が言いだしっぺということもあり
『セーノで同時に飲みたい人~』と民主的な提案をし、全会一致にて可決。

K 『何粒(カプセル)いく?』

僕 『勿論1人2箱(48粒)!』

K 『ま、マジで!?いっき!?』

僕 『え? 勿体ない?』

全員『違げ~よ!!』

K 『死んだらどうすんの!』

僕 『死んだら…びびる!』

全員『今びびれよ!』

僕 『だけど、膀胱炎治り過ぎって死ぬんか?』

全員『・・・確かに。。』
 ※全員アホである

こんな様なやり取りを経て結局セーノで1人12粒(2列)飲むことに。

K 『膀胱炎治り過ぎるなぁ』

僕 『膀胱炎とは今生の決別だ』

全員『おぉぉぉ~!』

僕 『いざ行かん、光の彼方へ!』

全員『おぉ~~!』
 (パク、ゴクゴク)

その後、、、ビートルズやグレイトフルデットのCDを聴きながら
10分経過、30分経過、40分経過、60分経過、90分経過、、、
大して何も起きない。。

あえて言えば若干瞳孔が開き部屋が明るく、眩しくなった様な、、、

僕 『そうだ!良い事思い付いた!
   これなら暗闇も見えるぞ!
   ガマガエル捕まえて飛ぼう!』

全員『いぃ~ね~!!』
 ※全員アホである

というわけで各自夕飯の時間も忘れて真っ暗な草むらを森へ向かって歩腹前進的な、、

この後、本当に捕まえちゃったガマガエル(ヒキガエル)トリップのお話しは地味で長いので割愛しますが、今思えばアレは、、、

幻覚だったのかもしれません!!
キリッ


最後まで読んでくれてありがとう。

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