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自然である事と栽培との境

数年掘り上げることもなく野生化したニンニクの香りはとても強く、それを嗅ぐと幸福が身体の芯底から呼び起こされるような感覚を味わえます。
引き抜いたそこから香るので、土の芳香と相まって尚更なのでしょう。
元を辿れば青森や中国北部や滋賀、新潟等の複数品種のニンニクを植え始めた一画。並んで花も咲かせ、他の草花とごちゃ混ぜに育ち、というより生き延びた強さ。
ここは全てを採らず少し間引く程度にとどめて自生を邪魔しないようにしようと思います。
もはや栽培ではなく野草を頂く感覚。
これが僕のえがく収穫の理想形かもしれません。
人為的な植え付けもしていますが、そういった畑の周辺、生活の周りの環境は食べれるもの達のワイルド化を促して勝手に増えていてもらうと良いですよ。
ちょっと通り路を草取りしたら、とても質の高い小粒のニンニクが沢山採れた~みたいに楽しいですから。
ネギ、里芋、ジャガイモ、ベリー多種、無花果、柿、グミ、苺、ハーブ多種、キク芋、シソ、三葉、山椒、ミョウガ、バジル、、、他
栽培からその先のワイルドに近い状態へ。

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