超入門 JavaScript ④ ~変数③~

こんにちは。
前回の超入門③では、変数の使い方ついてサンプルコードとともに解説しました。
今回は変数について説明し残している項目をとりあげ、変数としては最後の回とします。

復習も含まれますが、変数の宣言は以下のコードです。

var message;

変数の宣言と、初期値の代入を同時にやることもできます。

var message = 'Hello';

ここから新しい内容です。
変数に入れられるデータには「データ型」がある、という話を以前にしました。
まず始めに覚えていただきたいのは、以下の3種のデータ型です。
これ以外にもありますが、まずはこの3つを確実に覚えましょう。

① 数値型 (Number)
② 文字列型 (String)
③ 真偽値型 (Boolean)

それぞれのデータ型によって、変数に代入するときの書き方が変わります。

数値型を変数に入れる場合であれば、以下のようにクォーテーションでデータを囲まず代入します。

var num = 100;

文字列型は、これまでにも何度か見てきているとおり、クォーテーションで囲んで代入します。

var str = 'Hello';

最後の真偽値型は、「true」または「false」いずれかしか入れることができません。

var b1 = true;
var b2 = false;

といった感じです。

このあたりまでしっかり理解できた上で、次に進んでもらえればと思います。

ちなみに以前ちらっとだけ触れたことがある letconst について、簡単に説明しておきます。
これまでに他言語でのプログラミング経験がまったくない方であれば、今の段階でこの解説が完全には理解できなかったとしても大丈夫です。
ふんわりと「あー、そういうものなんだ」と頭の片隅に置いて頂ければと思います。

【補足】JavaScriptの letconst とは:
JavaScriptも他のプログラミング言語と同様に、バージョンアップをしていきます。
letconstは、変数を宣言する際のキーワードとしてEcmaScript 2015というバージョンで新たに追加されました。
EcmaScriptというのは言語の仕様で、JavaScriptはEcmaScriptの仕様を実装しているプログラミング言語のひとつ、という位置づけです。
var、let、constは、すべて変数を宣言する際に使われますが、それぞれの具体的な違いについては、後に作成を予定している「中級編」以降の記事で詳しく扱っていきます。

さて、それでは次回からいよいよ「関数」を扱っていきます。
変数と比べると難易度は上がりますが、マイペースに続けてみてください。

それでは良いプログラミング・ライフを!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?