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【我が家の小受】年長の春に始めたこと

 年長さんは昨年11月に受験の新年度を迎えて早4ヶ月経過。11月の本番まで残り約半年になり、模試の結果や教室での取り組みに一喜一憂している日々ではないでしょうか?

 3月早生まれの娘は第一志望の所謂ペーパー難関校に合格することが出来ましたが、小受の世界では早生まれは不利だと言われており、実際に巧緻性や運動はなかなか上達せずやきもきしていました。

 そんな娘との小受体験、どなたかの参考になれば嬉しいです。


 4月のこの時期は、本番まで半年になり焦る気持ちもありましたが、あえてこの時期まで始めるのを待っていた対策がありました。

 それは、運動です!

 小学校受験では、ペーパーや巧緻性を見る工作や絵画だけでなく、「サーキット」と呼ばれる運動考査もあり、殆どの学校で実施されています。
 これは、でんぐり返し、くま歩き、けんけん、鉄棒、平均台、縄跳び、跳び箱、縄跳び、ボールなど複数の運動を一連の流れで行う考査です。試験前に先生が一度お手本を見せてくれるので、指示通りに運動を行います。運動だけではなく、

・体育座りで静かに待つ
・最後は線の所まで戻る
・線は踏まない

などの約束を守れているかも評価対象になり、待っている時の姿勢も見られています。

年長4月、今なら始められる

 その中でも、娘はドリブルと縄跳びが出来なかったので、年長4月からドリブルと縄跳びの練習を始めました。もっと早く練習を始めた方が良いんじゃないの?と思われたかもしれません。しかし、早生まれの娘は体幹が弱く、体が気持ちについて行かず、なかなか上達しないことに癇癪を起こして余計に苦手意識が出てしまうリスクがありました。そこで、保育園や普段の生活での体の使い方の様子を見て「今なら始められる!」と開始できたのが年長の4月でした。

 毎日保育園帰りの公園でお菓子を食べてモチベーションを上げながら練習。娘の気分が乗らなかったり、出来なかったりで癇癪をおこすことも沢山ありました。そんな娘にイライラしてしまうことも。。
 なんとかモチベーションを上げながら続けること5ヶ月、8月の終わりにドリブルも縄跳び連続10回も出来るようになりました!

 それでも遅生まれの子達と比べると、くま歩きは遅く、蜘蛛歩きはおしりが床に着いてしまいうなど、見劣りする所はありました。
 しかし、苦手意識を払拭したことで自信がつき、待っている姿勢やスタート地点に立つ娘の表情、挨拶の声が格段に良くなりました。

求めているのはスポーツ選手じゃない

 学校によって運動に対する評価は異なると思いますが、運動考査の目的はスポーツ選手が欲しい訳ではないと(勝手に)思っております。先生の指示を聞き取れるか(傾聴力)、動きが分からなくなったら自分で判断してその状況から脱することができるか(自律力、自己解決能力)諦めずに最後まで取り組めるか(継続力)という姿勢を見ているのではないでしょうか。

 更に、「自分は頑張ればできる人なんだ」という自信は、ペーパー問題で躓いた時の娘の背中も後押ししてくれました。それまでは、自宅学習で間違えてバツを貰うと癇癪を起こしていましたが、「最初は誰でも出来ないよ。縄跳びだっていっぱい練習して出来るようになったんだから、この問題だって出来るようになるよ!」と声掛けをすると落ち着きを取り戻して再度問題に挑戦出来るようになりました。

最後の最後まで・・・

 年長に入り本格スタートした模試や教室のテスト結果に、本当にこのまま小学校受験を続けても大丈夫なのか?と不安に思われている方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫です!あと半年、ギリギリまで子供は成長します!

 半年前と今のお子さん、沢山成長している所あると思います。親はお子さんの1番のサポーターとしてこれからの成長を信じて、応援してあげて欲しいです(⁠^⁠^⁠)
(当時の私にも伝えてあげたい!)

そして、ここに小学校受験に挑戦する良さがあるのではないでしょうか?

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