My best 20 tracks of Power Pop part 2
残り10曲です。プラスあと10曲くらいは余裕で挙げられますけど、でも僕の好みがわかりやすい良い厳選20曲になった!
⑪Ron Sexsmith / Get in Line
非キャッチー牧歌路線SSWというイメージだったけど、このアルバムはとことんメロディアスにポップ&キャッチーに振ってきた。才能あるやん、この人!となった。先のRed Buttonでも言ったようなAメロがほとんどサビなパターンの理想的なポップソング。
⑫The Nines / Eileen
「Virginia」とめちゃくちゃ迷うけど、泣きの強いこちらを。Steve Eggersは間違いなく美メロをつくる天才。
⑬The Greenberry Woods / Oh Janine
究極の泣きの一曲。後のSplitsvilleで聴ける匠メロディの原石を疾走の青春ギターポップに乗せるとこんな名曲になってしまうのね。
⑭The Lunar Laugh / Work in Progress
稀少な青サファイアのように美しい曲。全編胸を締め付ける切ないメロディが鳴り響く。
⑮Hurry / Waiting For You
2010年代の胸キュンエース。その美しいメロディを聴いてるだけで、お互い凄く意識していたのに結局結ばれなかったあの夏の二人みたいな物語に自分を投影して妄想に耽けってしまう曲。
⑯Gary Frenay / Blue Topaz
巨匠Yさんに教えて貰った曲。コステロ風の小気味良いボーカルで甘酸っぱいメロディを歌いあげていくのだけど、露骨すぎない抑揚が逆に聴き手のツボを刺激してくるという巧みなやり口が効いた珠玉のPOPチューン。
⑰Mo Troper / In Love With Everyone
一撃でKOされました。リバース節から童謡風味を引いたような泣きの名手。
⑱Blue Cartoon / The Spark
最近知ったのだけど、これはヤバいやつだとわかりました。ヴェルクラとジゴロアンツから取り出した高濃度精油成分をブレンドしたような音楽性で、この曲は特に甘酸っぱい。
⑲Wyatt Funderburk / You Know What to Do
今年出会った最高のアーティストが彼。こんなに日本人好みの甘いメロディを次々に繰り出す才能を今まで見逃していたとは…という後悔しかなかった。彼の作品の中では、バンド時代も含めると、「Forty-Nine Percent」「Everything You Are」「What If」「The Chase」「April Showers」「Alone Again」「Arianna」「The Fox」「Summer」「Love Will Leads the Way」「Nights Like This」「Right. Now.」など、普通ならアルバムに一曲でも入っていれば楽勝ハイライトチューンになるような曲が惜しげもなく一枚のアルバムに山ほど入っていて、脳の処理がなかなかその事実に追い付かない。中でもこの挙げた曲と「Drive On」という曲は美メロ過ぎてこの度世界遺産に認定しました。
⑳Donnie Vie / I Could Save the World
説明割愛。
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