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【2021年新譜Myベスト10】

 リストは下にあります。20枚でも良かったのだけど、厳選10枚のほうが潔いと思ったので。今年は1位が2枚で本当に甲乙つけ難い。

 HurryのMatt Scottolineは切なく美しいメロディーを創らせたら目下の世界トップに君臨する人。毎日大恋愛して毎日ハートブレイクをしていない限りこんな曲達はとても出てくるものではない。

 Electric Looking Glassは「これは5枚くらいアルバム出しているアーティストのベスト盤?」と思ってしまうくらいの、始めから終わりまで全部ハイライトのおそるべき一枚。ビートルズ後期風ポップ、サイケポップの歴史的な傑作だと思う。バラード曲で聴ける泣きのフレーズがたまらない。

 ③はこれまでの彼のベスト作品だと思う。いわゆる「パワーポップ」としてはこれが金メダル。ただポップでキャッチーなだけでなく、メロディにいちいちフックがあって素晴らしい。

 ④は2020年末に出たアルバムとセットみたいな作品なんだけど、2枚1組で評価するならこれが1位でも良かったくらい。まさにメロディの洪水な楽曲たち。無名のアーティストがいきなりこのハイクオリティを人知れずリリースしてしまうのがパワーポップ界隈。
 
 以下⑤~⑩まで、良い曲の多さが基準です。選から外れた良作たちは一番下の画像にまとめました。

①Hurry『Fake Ideas』

①Electronic Looking Glass『Somewhere Flowers Glow

③Nick Frater 『Earworms』

④The Summer Holiday『B-Side Stories, Vol.1』

⑤Radio Days『Rave On!』

⑥Marlovers『I Don't Feel Like Myself』

⑦Jim Trainor『Staring Down The Sun』

⑧The Aerovons『A Little More』

⑨Oscar Lang『Chew the Scenery』

⑩Caper Clowns『Abdicate the Throne』

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