My best 20 tracks of Power Pop part 1
自分の備忘録も兼ねて今本当に好きなパワーポップの20曲を綴ってみる。僕はアルバムよりも曲単位で音楽を探すタイプなので、こういう作業はアルバム選びよりは圧倒的に楽しい。Twitter界には有り得ない知識レベルの巨匠が5人程おられるので、まだまだ井の中の蛙的な恥ずかしいリストになってしまうけれど、有望な曲が出てきたら随時入れ替え戦ができれば良いなと。
【ルールと補足】
・1アーティストにつき1曲とする。こうしないと偏りまくるので。
・順不同。
・とにかく、完全なバラードでないタイプで哀愁のある切ないメロディーや泣きメロのある曲が三度の飯より好き。
①Gigolo Aunts / Everything Is Wrong
この曲が入った大傑作アルバムによって僕のパワーポップ好きが確定的なものになった。その中でもとりわけ名曲。
②Icecream Hands / Rain Hail Shine
P先生曰く「マイナスイオン放出バンド」。最後のギターの泣きまくるリフレインで大体みんな死ぬはず。
③The Red Button / Ooh Girl
ビートルズマニアのPOPマエストロSeth Swirsjyの傑作。こういう「Aメロがほとんどサビみたいな曲」が大好き。また、これほど効果的なストリングスアレンジを他に知らない。
④Fountains of Wayne / Amity Gardens
FOWと言えば3rdアルバムから選ぶ人も多いと思うけど、僕は2ndのコレ。泣きの名曲。
⑤Jason Falkner / Holiday
一曲選ぶのが最も困難なアーティストの一人。名曲メイカーだからというのは勿論ながら、個性豊かなコードを自由自在に操って色んなタイプの曲調があるから、その時その時で一位が変わる可能性が高い。最終的にはこの曲と「Afraid Himself To Be」や「This Time」あたりとの頂上決戦かな。
⑥Weezer / Pink Triangle
1stと2ndの中ではこの曲が一番泣いていて好きだ。『Green Album』と『Everything Will be~』が名曲目白押しで悩ましいけれど。
⑦The Posies / Solar Sister
言わずと知れたパワーポップ界の飛車角ポウジーズ随一の名曲。アルバムなら『Amazing Disgrace』に軍配だけども。
⑧Teenage Fanclub / Sparky's Dream
世界一のパワー(ギター)ポップバンドTFCだけに一曲と言われたら厳しい。ノーマン・ブレーク以外のペンによる曲を選ぶのも気が引ける気もするが、メロディアス度合いではぶっちぎりのこの曲は外せない。当時付き合っていた音楽の好みが違った女性に「あなたの言うメロディアスでキャッチーな曲の良さがこれでよくわかった」と言わしめた思い入れの深い曲。
⑨Jellyfish / I Wanna Stay Home
僕は👾といえば「New Mistake」や「The King is~」、「Join A Fan Club」を抑えてコレなんです。
⑩Owsley / Oh No the Radio
「Coming Up Roses」とそりゃ迷うけども。パワーポップの音楽的な広がりを一発で理解させてくれるような名曲。本当なら次々に名曲を発表するはずの才能だった。残念でならない。
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