初めてストリップショーを見に行った話

 先日人生初のストリップショーを見てきました。レトロな雰囲気と独特な空間を忘れないうちにレポートを残しておきたいと思います。

はじめに

 ここに書かれている内容はあくまで個人の感想なので肯定的な内容も否定的な内容もごちゃまぜに書いてあります。そういうのが苦手な方は読まないことをオススメします。

事前準備

 知り合いに見られてないかキョロキョロしながら劇場に入ると、入口で3000円を支払いました。ロビーはタバコの匂いに充満し、いかにもレトロな雰囲気でした。お客さんも6割ぐらいは(枯れかけの)おじさんがほとんど、女性は一人も見かけませんでした。上演10分前ぐらいに入場したので念のためトイレを済ませてホールの中へ。場内は撮影禁止だったので5億年ぶりにペンタブ使ってお絵かきしました。

上から

流石に初見で最前列に座る勇気は無かったので入口付近の席に着席。ほどなくして聞き取りにくいおじさんのアナウンスの後、ショーが始まりました。

演者一人目

 一人目は結構可愛い感じで20代後半?ぐらいの女性が結構重ね着したような振袖を来てステージに登場、音楽に合わせて踊り続けます。音響がしっかりしていて、低音がズンドコ響いていました。
 1曲踊り終わると振袖を脱いでほぼ下着のような薄着に変わりました。曲に合わせて段々と脱いでいき、曲のサビに合わせてすっぽんぽんになりました。
 上の画像のメインステージの部分に出てきてポーズを決めると台座が回転を始めます。同時に後ろのカーテンの仕切りも開いて鏡が現れました。

画像2

 何もかも初めて見る光景で楽しんでいると時間はすぐに過ぎ、挨拶をして演者は裏に帰っていきました。

 と思いきや今度は別の衣装(薄着)になりポラロイドカメラを片手に登場。驚くぐらい高い声で「おはようございまーす!」と挨拶してきます。場慣れしてるのか客弄りもこなしていました。
 1枚千円で演者さんの写真もしくはツーショットが撮れるシステムらしく、結構な人数が並んで写真を撮っていました。写真を預ける人と持ち帰る人がいて、そこのシステムはよく分かりませんでした。演者さんに顔を覚えてもらうためなのかなと予想。

 撮影会後半では脱いで、同じく色々なポーズで撮影会が行われてました。(カエルオープンという単語を初めて学びました。)
 貢物(今治タオルとか)と一緒に複数枚撮影をする方もいて、おっかけの人も来るんだなぁと腕組んで座ってました。流石に初めてで写真を撮る勇気は無かったです。

 撮影会も終了してさぁ次の人か、と思いきや、一人目の演者さんのパフォーマンスステージ?が始まり、全裸にTシャツ一枚となかなかクる恰好でおっぴろげてました。曲調も地下アイドル系のものに変わり、後ろの立ち見してた客がペンライトつけて「ジャージャー!」と叫びだしたときはオドロキでした。

 ここまでが約40分です。

■一人目まとめ
・20代後半の見た目
・地下アイドル系の雰囲気
・毛は全剃り

演者二人目

 二人目は出てきた時に正直な感想はキツいでした。(ごめんなさい)
 見た感じ35歳ぐらいの方でうーん...と思っていると、年齢を感じさせないキレッキレの踊りが始まりました。ショーの流れは大体どの方も同じで
・一曲踊る
・二曲目で脱ぎながら回転する
・撮影会
・パフォーマンスショー
でしたのでその辺は割愛します。
 撮影会に並ぶ人は少し少な目な印象でした。けど相変わらず今治タオルおじさんは差し入れして複数枚撮影してました。

■二人目まとめ
・35歳ぐらいの見た目
・ダンスがやたらキレがいい
・陰毛のみナチュラルな感じ

この辺で自分はパイパンの方が好きなんだなと気づきました。

演者三人目

 三人目のイメージはとにかく「美しい」でした。エロとか抜きに衣装の赤い振袖が綺麗で、全体的に美を感じました。
 脱いだ後も体のラインは仕上がっていて、スラっとした体つきに美乳が備わっていました。
  乳のカップなど見ただけでは私には分かりませんが、コンビニの肉まんサイズが好みなんだなぁと再確認。
 スポットライトに照らされて回転する姿は本当に美しく、撮影会に参加するかガチで悩みました。(チキンだから結局参加できませんでした。)

 見た目とは裏腹に撮影会のフリートークは低俗で(褒めてる)、「よろしくお願いしっくすないん」「ありがとうございまxこ」と言ってたのは印象に強いです。今治タオルおじさんは相変わらず5枚程写真撮ってました。

パフォーマンスタイムは全裸にハッピ一枚の恰好で出てきて、これはこれでいいな、という感想でした。

■三人目まとめ
・20代後半の見た目
・とにかく「美しい」
・全剃り

演者四人目

 最後に四人目の初見のイメージは大学デビューして綺麗になった方という印象でした。いやでもトリだし...と思っていたらお姫様ドレスでの踊りはひらひらと魅了するもので、彼女の空間に引き込まれてました。
 いざドレスを脱ぐと、3人目を思わせる程の綺麗なプロポーションで、見入ってしまいました。
 撮影会では今治タオルが聞き取れず、バファリンって言って会場を沸かせていました。タオルおじさん結局全員に刺繍入りタオル上げて撮影してたよ...

パフォーマンスタイムでは自分が見始めてから初のおひねりの投入があり、お客さんの出した札を胸で挟んで受け取っていました。本当にそういう文化あるんやな...

■四人目まとめ
・20代後半
・茶髪でスタイルがいい
・全剃り

 合計2時間半程度で4人の演者を終え、ここでショーは1セット終了でした。

終わりに

 今まで触れたことが無いものに触れてみようとストリップショーを見てみましたが、行ってよかったと心底思います。
 ああいう空間・文化は変わらずに残ってほしいし、だからといって人気になって多くの人が押し寄せて欲しくもないというワガママな心持ちです。

 昨今コンビニからエロ本が撤去されたりと性的なコンテンツに対する風当たりは強いですが、"現代の"ストリップショーは聞いていた通り、ショーの意味合いが強く「エロ」と「美」が程よく混ざった独特な芸術作品になっていたと思います。

 もしストリップショーに行った事が無い方は是非一度見に行ってみるのも楽しいかと思います。
 注意点は携帯が弄れない事と、休憩が無いこと、そして演者のために空調を強めに聞かせているので何か羽織るものを持ち込むことをオススメします。

ではよいストリップショーライフを

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