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連鎖型光ギャラクシー

前語り

ハイグレードコレクションの光ギャラクシー追加カードとして、ロードオブギャラクティカ関連カードが追加されました。

また、その少し前のジャンプフェスタにて、《インターステライヴ》が追加されました。

これらの中で、既存の光ギャラクシーの新たなインフラになりうるカードとして、《グラビティアラ・アイ》《インターステライヴ》に注目しました。

これらのカードは、これまでの光ギャラクシーに足りなかった《EXプローラー》《フュージョン》にアクセスする能力を格段に上げる可能性を秘めていた為、試験的に運用してみたところハマった運びとなります。

おさらい

まず、現在普及している光ギャラクシーを見ていきましょう。

デッキレシピ

潜入型

強み

・《EXプローラー》から、バック破壊orフィニッシャーの選択が可能

・適当なモンスターを素材として、《ギャラクティアラFイヴ》を経由してフィニッシャーを出せる

・《ブラックホール》《ミラーフォース》で相手の盤面を更地にした後、8000以上削ることが現実的である

・《フュージョン》を引かなくても、《潜入開始》である程度ごまかせる

弱み

・どうしても、引きのかみ合わせを要求されてしまう(フィニッシャー出したものの、貫通がない為キルできない、横に広げられず、打点が足りずにキルできない...etc)

・レベル9とレベル7と何かといった盤面になりがちなので、世間に多い8以下破壊がしんどい(2024/01/23時点では、特にヘヴィメタルがきつい)

・盤面の打点が、3000、2500、xとなるため、《ハーピィレディPM》に3000をどかされてしまうと、《ハーピィレディ三姉妹》の真ん中だけで盤面が壊されてしまう

新機軸

デッキレシピ

連鎖型


潜入型と異なる思考で採用したカードについて記載していきます。

《グラビティアラ・アイ》

序盤は最強生命体である《EXプローラー》へのアクセスを早めつつ、キャントリップ効果であるため、手札を減らさずに次の手を打つことができます。

中盤では、墓地に落としたいモンスターや手札に加えたいモンスターを精査して、好きな順でトップを固定できる能力が非常に頼もしいです。

終盤では、フィニッシャーを出した際、貫通を付与できる《トランザム・ライカー》探しに行くことができます。

《アクセルワンダー・ライト》
《そらぷよ》
《インターステライヴ》
《ツイン・クールスター》

光ギャラクシーデッキの最大の弱点といえば、フュージョンが引けないと2022年頃のデッキに成り下がってしまう点が挙げられます。(花牙やセレブローズと比べれば、まだ戦える最上級ではありますが...)

光ギャラクシーのモンスターは、モンスターにアクセスすることが得意なものが多いのですが、何故か《フュージョン》をボトムに送ってしまう者が多いです。

そのため、ドローできるカードや、適当に墓地を肥やせるカードが必要になってくるわけです。

なので、墓地を肥やせたり、期待値を下げずにドローできるこれらのカードを採用しました。

この中でも、《インターステライヴ》は特に優秀です。

KONAMIに質問して、回答をいただけた通り、《インターステライヴ》は、2体の状態でもドロー効果を使用できる為、《フュージョン》を引くために貢献してくれます。

1度フュージョンを引けたなら、前述した《グラビティアラ・アイ》を用いて、《インターステライヴ》《インターステライム》を引きに行くことができる上、そこから更にドローするカードを選べるというラッシュデュエルにはこれまでなかったような戦法をすることができます。
(本記事では、これを連鎖と呼称しています。)

強み

・《EXプローラー》から、バック破壊orフィニッシャーの選択が可能
・適当なモンスターを素材として、《ギャラクティアラFイヴ》を経由してフィニッシャーを出せる
・《ブラックホール》《ミラーフォース》で相手の盤面を更地にした後、8000以上削ることが現実的である
・盤面の再現性が高い(山札を掘る能力が高く、デッキトップの操作も可能であるため)
・カードをセットせず、連鎖で手札を増やしていく為、1枚もセットしてなくても複数枚セットしたかのようなリソース運用が可能
・最終盤面にレベル9モンスターが2体並ぶ可能性が高い

弱み

・バック破壊が少ない
《グラビティアラ・アイ》の成功率を上げる為、不純物を限界まで減らしました。

その結果、相手のバックを破壊できる《ユニバーストーム》などが入っていません。

フィニッシャーとなる《トランザムVライナック》《エターナルギャラクティカオブリビオン》は、罠耐性がある為、破壊罠はそこまで問題にならないのですが、ハーピィの《スプレンディッド・スラッシュ》や、レジェンドの《強制脱出装置》が厳しいところがあります。

《強制脱出装置》については、キャントリップ効果が多い上にメインフェイズなので意外と対応出来たりしますが、《スプレンディッド・スラッシュ》については、バトルフェイズなので辛いです。

その辺のバトルフェイズに強い罠を有するデッキに対しては、残念ながら《EXプラズマー》を用いて、チクチクパック破壊をするしかありません。

・ごまかしがきかない
潜入型は、適当に行き3200を立てて、相手の強力なモンスターを処理できますが、こちらは誤魔化せるカードがありません。

最終盤面は、潜入型より強いですが、《フュージョン》をあまりにも引けないと流石に負けてしまいます。

最後に

《潜入開始》が制限解除され、そちらにばかり目が入ってしまうのも理解できますが、新しい軸でデッキを構築することが可能になっていることも事実である為、ぜひ試してみてください。

なんかよくわからないんですけど、構築記事なら投げ銭付けとけって言われたので、付けとくことにします。

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