ピート・ブティジェッジのLGBTQに対するインタビュー回答

CNNのインタビューで、ピート・ブティジェッジのLGBTQに対する回答が、政治的な議論を超えて広いメッセージになっていて印象的だったのですが、どうも日本語訳が出なそうなので個人的に翻訳します。映像はリンク先で。

https://edition.cnn.com/politics/live-news/cnn-02-06-20/index.html

インタビュアー「あなたは過去に、ゲイであることが政治家生命を絶つのではないか恐れていたと発言しました。けれど今アイオワの党員集会のトップとして私たちの前にいます。そして、あなたはその結果を、「LGBTQコミュニティに対する承認(validation)」と表現しました。私が聞きたいのは、それがあなた自身にとってどのような意味を持っていたのか、そして、視聴者の皆さんに、そして今この放送を見ているLGBTQコミュニティのみなさんに、あなたの勝利の意味をどう受け止めてほしいのかということです。」

ブティジェッジ「もちろん、人によっておかれている状況は様々です。ただ、物事は良くなっていくんだ、とみなさんに伝えたい。
 ある時期の私は、ゲイではなくなれるのであれば、どんなことでもしようと考えていました。その事実が自分にとって避けられなくなれば、制服を着たりオフィスで働くことは出来なくなると信じていました。(※制服uniformは軍服(アフガンへの従軍経験有)の意か)
 けれど今、私はかつて自分が世界に対して影響を―少なくとも何らかの方法で与えられる何らかの影響を(政治的活動のことを指していると思われる)―与えることを妨げると信じていた(ゲイという)事実、まさにその事実こそが人々に大きな影響を与えているのを目の当たりにしています。
 もちろん、私は同性愛者のためだけに立候補してるのではなく、合衆国の大統領に、すべての国民のために立候補しているのです。けれど…神様はユーモアのセンスを持っているということについて話しているのです。(笑いが起きるが、神様のユーモア、という発言の意味は不明。ご教示ください)
 今も(LGBTQの)多くの人が、特に若い人々が、自分の家族やコミュニティと折り合いをつけようとするとき、そこに自分の居場所があるのかと疑問に思っているでしょう。そして今でも、LGBTQの平等な権利を達成するにはまだ長い道のりがあります。
 けれど、私がいまここに立っているということ、私の夫がそこで私の話を聞いてくれていること、その事実は素晴らしい実例ではないでしょうか。それはつまり―そうです、あなたはこの社会に所属しているということ、この国に、あなたの居場所があるということです」



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