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2016年4月の記事一覧
『竜の卵』ロバート・フォワード◆SF100冊ノック#25◆
■1 あらすじ ブラックホールについて論文を書いているジャクリーンは、ある日、衛星からの観測データの「かすれ」から、小さな中性子星、パルサーを発見する。しかもその星は、地球のかなり近くを通過することが分かった。見つかったのは「りゅう座」の方角であることから、そのパルサーは「竜の卵」と名付けられた。
発見から30年後、ジャクリーンの息子ピエールは宇宙船で、地球に最接近する「竜の卵」の観測に向かって