【199】令和の怪物

高校野球が
盛り上がる季節になってきた。
私は野球が幼少期から好きだが
野球自体を部活動などで
経験してこなかった。
理由としては運動神経の欠落に
小さい頃から気付き
中学は仲の良い年上が
いるという理由で
謎にバレーボールを経験してきたが
その運動能力の皆無さに気付き
高校では文化部に
所属してきたが
野球を見るという行為自体は
大好きな人生を送ってきた。

そんな高校野球では
現在様々な土地で
白熱の戦いが
繰り広げられている。

だが高校時代に
野球に全く関心のない同級生が
ふと言ったことを覚えている。

「なんで野球部だけ
みんなで応援しないといけないの?」

確かに
野球に関心がない人間からすれば
ルールもよく分からないものに
「打て」や「頑張れ」
などと言うのは苦痛だろう。

私で言えば
ラクロス部の応援に行っても
ルールが分からずに
声を上げているのと同じだろう。

そんな野球に関心が
ない人を置いてきぼりにする
本日のテーマは
「令和の怪物」である。

ニュースなどを
見る方は
ワードだけなら
聞いたことがあるはずだ。

令和の怪物というのは
千葉ロッテに所属する
佐々木朗希投手のことを指す。

ちなみにこの怪物とは
昭和の怪物、江川卓
平成の怪物、松坂大輔
と簡単に言えば
すごいピッチャーのことを
時代の怪物として
総称している。

そんな令和版の怪物である
佐々木朗希投手は
高校時代から注目され
プロ3年目の今年は
様々な記録を達成し
怪物としての
片鱗を見せつけている。

しかし!
私はこの令和の怪物に
文句言いたいのだ!
それは

まだ令和4年目です。

令和がいつまで続くのかは
天皇陛下次第ではあるが
それにしても
まだ4年目であることは
間違いない。

それなのに
もう怪物と言って良いのだろうか?

佐々木朗希の活躍は
素晴らしいのだが
それよりすごいピッチャーが
登場することは
0とは言えない。

現にプロ野球界には
毎年アマチュア野球から
とんでもない逸材が
毎年入団してくる。

その選手が
佐々木朗希の成績を
簡単に上回る可能性も
0ではないのだ。

もしかすると
高校生の頃に
現役一流メジャーのような
とんでもない野球選手が
でないとも言い切れない。

もう少しで令和終わるよー
などの状態であれば
確率論として
令和の怪物の称号を
与えることは間違いないかもしれないが
さすがに令和4年目で
もう怪物を与えることは
トップバッターに100点をつける
コンテストのようなものだ。

今後更に上回る存在の
余白を設けない
この命名に対して
数年後今回の論破が
共感されることを願いたい。

令和の怪物について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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