【228】しまじろう

私がこの世に
記憶している最古のもの。
産まれてから5歳ぐらいまでは
記憶という
メモリー要素が全くない。

むしろ5歳まで
何をしていたのかは
写真などで
認知するしか方法はなく
遊園地などに
連れて行ってもらった写真を見ても
実体験した感覚がないため
観光地などに
5歳未満の子供を連れている
ファミリーを見た時は
せっかくの楽しい時間も
子供からすれば
記憶に残らない
哀れなものだと
思ってしまう邪悪な心を持っている。

私がこの世に
記憶している最古のもの。
それはつまり5歳以降の
朧げな記憶に保存されている。

その中の一つが
本テーマである
しまじろうだ。

確証は無いかもしれないが
私の保育園期に
保育園のテレビでは
パンたちの戦いと同程度に
しまじろうが放映されていた。

そのしまじろうは
自身も好きだった自覚はあり
エンディングの
ダンス的な踊りも
マスターしていた記憶がある。

そんなしまじろうは
世界観も当然覚えており
虎がモチーフの
主人公しまじろうを筆頭に
鳥のトリッピー
羊のらむりん
兎のみみりん
と主要キャラクターは
今でもしっかりと
記憶に残っている。

そんなしまじろうの
世界では
動物たちが共存し
弱肉強食を知るまでは
虎と鳥が仲良くしていることに
何も疑問を抱かなかったのも事実だ。

だがしかし
そんなしまじろうの世界でも
子供ながらに
イライラしていた設定があった。

それは
しまじろうの父の職業だ。

ご存知の方も
いるかもしれないが
しまじろうの父の職業は
郵便局員となっている。

当時からこの設定だけが
謎すぎてイライラしていた。

なぜなら
虎が郵便局員を
やらなくても
鳥がやれば良いのでは?
とつくづく思ったからである。

陸送である郵便局員は
現実の世界では
当たり前だが
このしまじろうの世界では
鳥という動物が
存在している。

よく考えてほしい。
信号機など交通ルールを
覚えるために
本作では人間界に
設置されている
道路事情が様々設定されている。

つまり郵便局員も
それを遵守して
業務に携わることとなる。

それならば
空輸という手段が使える
鳥がいる世界なら
確実に空輸にて
郵送活動を行なった方が
明らかに効率が良いのだ。

また古くから
伝書鳩と呼ばれるものも
存在しているため
鳥が郵便局員という
設定でも
不思議とはならないだろう。

わざわざ
鳥という設定を
設けている以上
無駄な陸送は中止し
より良い郵送活動に
尽力した方が
非常に効率的であることを
このしまじろうには
訴えかけていきたい。

子供が見るものだからこそ
利便性を考える世界観に
しなければならない。

しまじろう関係者の方々。
トリッピーの郵便局員化を
推進してはもらえないだろうか?

しまじろうについて
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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