![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117484701/rectangle_large_type_2_b3fa26bca1da0660f37a31aa3cac3fb2.png?width=800)
Photo by
paludosnm
ありのままの観察がまず第1歩
孫の担任の先生は、いかにも文系な人です。そういう先生にとって、STEAM教育という言葉は知っていても、本質には届いていないような気がします。
9月に、理科で、月の観察の宿題が出ました。
9月1日、19日、21日でした。
9月1日は、ほぼ満月でしたが、雲が多くてかすんだ月が少しの間見えただけで、雲に隠れてしまいました。19日は、地面に近いあたりに雲が多くて、月は見えませんでした。(19日は、月が沈むのが夜7時半すぎ)
20、21日は、天気が悪くて全く見えませんでした。
なのに、孫によると、みんなちゃんと「スケッチした月の絵」を持ってきたそうです。
何月何日の月の形 というのは、ネットで見ればすぐにわかります。そういう知識を提出すればいいというのが〇✖教育的考え方で、大人になって、◎✖感覚では、エンジニアにはなれません。
先生は、どうすればよかったのかというと、提出された宿題にダメ出しするのではなくて、あらかじめ、天気が悪ければ宿題は中止 と伝えること。観察日の翌日には、前の晩の天気を教室に張り出すこと。それによって、いんちきの絵を提出することを未然に防げます。そして、先生には、ありのままを観察することこそが大事と教えて欲しかったです。
ちなみに、9月は天気がくずれやすい(秋の長雨とか)、10月は、昼間は晴れていても夜になると雲が出てくるというパターンがけっこう多いです。名月は9月ということで9月に月の勉強をもってきているのかもしれませんが、夜空を見るなら、11月からがおすすめです。(首都圏では)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?