簡単野菜クズ堆肥の作り方 まとめ
いろいろ試してみて、今のところ、これがいいかな と思ったことをまとめてみました
1.紙袋を二重に重ねる。
(水分で、袋が弱くなるから)
2.キッチンペーパー2枚くらいを底のサイズに合わせて折り畳み、底に敷く
(底に水分がしみて、ぐちょぐちょしないように)
3.基材となる土を底に少し入れる
(土は、ほんのり湿っている程度にしておく)
その土は、土壌細菌がちゃんと居る土
4.野菜クズは、刻んでレンチンする
塊は分解されにくいので、硬い芯とかはみじん切りがいいかも
5.4に基材の土を少し入れて、あえる(料理みたいだ)
6.5を、袋にいれる
できれば、紙袋にはあまり触れないように真ん中に寄せる
量は、みそ汁のおたまで山盛り2杯くらい
7.上から基材の土をかぶせる
その袋を金網などの上に置く
(直接、棚や床に置くと、底からの水分蒸発が妨げられて、
底がぐちょぐちょになる)
ここまでで、最初の作業は終わりです
8.通気性は大丈夫そうなので、撹拌する必要はない
袋の上は折り曲げて閉じ、乾燥を防ぐ
様子を見ながら、3日に1度くらい、霧吹きで水分を補給する
霧吹きは、霧が細かくないほうがよい
(細かい霧だと、袋にもたくさん水がかかってしまうから)
このまま3週間くらい置けば、かなり分解が進んで、全体に土っぽくなっています。室温は、25度以上の場合です。室温が低いほど、分解は遅くなります。
3週間では、まだ少し繊維質が残っているかもしれません。
まだ、ちゃんと調べたり確かめたりしていないのですが、繊維質を分解する菌が活発に活動している土を、まだ小さな苗に使ってしまうと、苗の根も分解してしまう という記事もありました。
種を植えるポットには、この土はすぐには使わないほうがよいと思います。
この土が、どのくらいの肥料濃度なのか、まだ調べていません。
基材の土として、使いまわした場合、どのくらい肥料分の少ない土とまぜるとよいのかわかりません。
植木鉢で使う場合も、これだけで使えるのか、まだわかりません。
ECというセンサーで、肥料濃度を調べられるようです。
(6~7千円くらい)
濃度が濃すぎると、浸透圧のため、根が水分などを吸えなくなってしまい、植物が枯れます。
ペーハーは、コンポストで無酸素で置いておき、その後土に埋めた場合、土のペーハーは、6でした。石灰をまぜました。
紙袋で好気性細菌で作った場合は、できた土は中性です。
(ペーハーセンサーを買って、確かめました)
落ち葉堆肥の場合、N(窒素)とP(リン)とK(カリ)の割合は、わりと良いらしいですが、野菜クズ堆肥の場合は、わかりません。家では、調べる方法がありません。
良いと思った点
最初の準備は、所要時間20分くらいかかりますが、あとは、3日に1度の霧吹きだけ 手間は少ないほうだと思います。
新鮮な野菜クズを使うので、汚い感じがしないし、分解が進む過程でも臭い匂いはしません。
うちの場合で、週に2袋ずつ増えていく感じです。たまに、モヤシとかキュウリとか、冷蔵庫で液状化してしまうことがあるので、その分を考えると、最大10袋くらいで、3週間ローテできると思います。
手間をかけない。汚くない。臭くない。場所をあまりとらない。
が目標だったので、まあまあ いい線いっていると思います。
さわった感じ、ふかふかの土になります。
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