眠れずそのまま朝を迎えるときに泣くことが多い。迫るように昇る日がこんなにも美しく、恐ろしく思えるのは私の心が揺らいでいるからなのか。自分が考えていることさえも正気なのかわからなくなる感覚がどこか心地よくて、思い耽る。そして目覚めて書き残された下書きのページを開き、後悔するのだ。
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