『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ)読了
私の持っているエネルギーはこの167(192)ページにすべて注がれたといってもいい。そのくらいひどく体力を消耗させた。
この本のタイトルは1982年生まれに多い名前から付けられたものらしいが、これが女性にとって"ありふれた人生"であることに恐怖を感じるし、また疑問を持たなければならないと思った。なぜなら、私の人生にも"よくある場面"として散りばめられているからだ。
最後の一行を読んで、「えっ...」と呟いたあと、私はしばらく本を閉じて床を見つめた。これはハッピーエンド