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don
2020年8月14日 21:40
空が泣けばすこしは心が落ち着くかと思った神様が善意で流したような長雨は、人の心もこの土地も川も、水の力で大きくえぐって行ってしまったように思う。一方では無かったことにするために、一方では無かったことにしないために。それでも待ちわびていたものと違う、夏が来た。決して「人はどうして生きるのか?」なんていうことを考えたくない、むさ苦しくて、汗がしがみつくように流れて、電車の中に人の匂いがむんとかお