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don
2020年7月26日 05:15
誰かがひとりで死んだと聞くと、息が、胸がつまる。触れたくなかった古い額縁に触れなければならないような感覚。勝手にその人が最後に見た、あるいは思い浮かべた景色を考えて、どんな色だっただろうか、どんな姿だっただろうか、と考えて勝手に悲しくなる。そして勝手に、私は私としてまだ悲しめているのだと知り、少しだけ安堵するのだ。死とはなんだろうか?その方法はたくさんある(それでいて全てが自分の問題とは