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2020年7月の記事一覧

カーテンの向こう

カーテンの向こう

誰かがひとりで死んだと聞くと、息が、胸がつまる。

触れたくなかった古い額縁に触れなければならないような感覚。勝手にその人が最後に見た、あるいは思い浮かべた景色を考えて、どんな色だっただろうか、どんな姿だっただろうか、と考えて勝手に悲しくなる。そして勝手に、私は私としてまだ悲しめているのだと知り、少しだけ安堵するのだ。

死とはなんだろうか?
その方法はたくさんある(それでいて全てが自分の問題とは

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