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大阪へ、ペイント応援

大阪へ外壁塗装の応援に行ってきました。

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期間はタイミングが合わず数日しかチカラになれませんでしたが、良い施工が体験出来たのでnoteに記しておきます。

そもそも新潟では冬期間の塗装工事は出来ません(特に外部は気温の低下と積雪があるので)。

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しかしそれはそれで、塗料の研究などに時間を使えるので、その点ではアドバンテージとも捉えられます。

動ける時間も作れるので、様々な体験も可能となり今回は思い切って関西エリア塗装現場の応援に行ってみる事にしました。

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今回のメインミッションは、新築外壁のリシン吹き付け工事です。

下地はALCボードでした。

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これは軽量の気泡コンクリートで出来たパネルを、外壁に張って塗装による仕上げで完成させる材料です。

利点としては  

壁自体の強度が高いので建物が丈夫になる。

コンクリート成分なので耐火性がとても高い。

断熱、遮音性能が高い。

などがどこのウェブでも紹介されているでしょうが、やはり塗装屋なので塗装仕上げの見た目と性能が魅力かと改めて感じました。

リシンの吹き付け仕上げでしたが、リシンならではの凹凸のある表面で意匠性が高く、艶の無いマットでつなぎ目のない仕上がりで、上品で高級感のある建物になりました。

現場の関係上全体は撮影出来ませんので一部をご紹介。

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天然素材を思わせる控えめな艶とリシンの凹凸、ALCボード自体の凹凸が、高級感を演出します。

近くから壁を見た時も、細かなリシンが見えて質感を高めていますが、ダイナミックなテクスチャーの外壁が離れてみても壁の表情が分かり、大きくても圧迫感のない建物を引き立てていました。

ALCボードのデメリットである吸水性を補ってくれるのがリシンですが、リシン仕上げもクラック対策が重要なので、弾性機能をもたせてもし下地が多少動いても、ついていってくれるといった機能があります。

もちろん適切な下塗りあっての仕上げ性能なので、そこしっかりとするのは大前提です。

さらに基材もシリコンにより、耐候性も高く壁を保護出来ます。

仕事帰りには問屋さんへgo

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大阪にはこんな問屋さんもあって、新潟県人からするとレアな場所でした!

東京のカラーワークスさんと違い、日常塗装の事で困ったどんな人でも行きやすく、どんな道具も種類が豊富で安く揃っているので、街に寄り添っている感じで塗装職人として好感が持てました。

新潟でももっと塗装を積極的にアピールして、身近な存在になれるようにします。

カッコいいやオシャレなのも大好きだけど、親しみのある街の道具屋さんて感じでないと、来る人も気が引けるかもしれないし、ちょっと行ってみようって思ってもらえるような分かりやすさが、塗装業界自体ニッチであるからこそ大事なのかもしれませんね!

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大阪を一望出来る足場より、環境が良い。

またこの見た物や経験を活かして、サービスとしてお客様に提供していきますので、これからもよろしくお願い致します。

塗装職人は技術だけでなく、お客様への提案力や塗装自体の魅力を伝えていかなくてはと強く思いました。


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