声を出して笑おう

さて、もう1月も終わりが近くなってまいりました。年末年始といえば歌や映画、そして何よりもお笑いでございます。
思いきり声を出して笑うと嫌な事も忘れられる、はたまた笑いは幸福の素、笑いは長生きの秘訣だなんて事も言われております。

ところで笑いは毒や劇薬にもなるのではないか?そう感じたことはありませんか?私などは酒を飲むと何が面白いのか分からないが笑い続けてしまい、顰蹙を買うという事があったり。

あなたは自分自身が笑った、笑っている理由について説明することができますか?笑いに理由なんて必要ない?本当にそうでしょうか?私は貴方の身を守るために貴方自身の笑う理由、何がどういう風に貴方のことを笑わせるのか、笑い終わった後に考えて欲しいと思うわけです。

世の中の笑いには上下や温度というものがあるのではないでしょうか。ひややかな笑いを、笑いに楽しまれる人生よりもあたたかい笑いを、笑いに囲まれる人生を送りたいものです。
誰しもが笑い、そして笑われるのです。笑いに至るまでの過程もおそらく喜怒哀楽様々でしょう。知的障害者にとってツボな笑いと知的健常者にとってのツボな笑いは同じ事も違う事もあるでしょう。
カートヴォネガットはドレスデン爆撃に遭遇した折には笑うことしかできなかったそうです。

イかれたオッサンや障害者を見て笑ってしまう理由ってなんなんでしょうね。そのモノマネも含めて。それを見て、1番最初に笑った記憶があればいいのですが。誰かがそれを見て笑い出したのなら笑いが移ってその誰かとコミュニケーションを取ろうとしたのだろうし。育ってきた、ある程度同じ集団で育てられてきた中で、ある種異質な、突飛で、不意を突かれたような驚きからして、"笑うしかない"に陥るのでしょうか。
そういった人々を見て笑わない人はそういった人々に対して、どう見て、どう思っているんですか?笑いと貴方の持っているその感情に優劣はあると思いますか?

笑いの効用って本当に正しいのでしょうか?笑えば心地よいのでしょうか?
それを笑っていい、これは笑ってはいけないの線引きは誰が為すのでしょうか?あなたが不愉快な笑いだとおもったものはストレスですよね?また笑われる対象となることは物凄くストレスが溜まりますよね?
その溜まったストレスは笑えば解決できるのでしょうか?
そんなに都合よくエントロピーが解決されるのでしょうか?

そんなことより、微笑んで、はにかんで、声を出して笑う時は口もとを隠す可愛い子は可愛いので見てるだけでストレス解消になりますよね。
疲れた時は可愛い子を眺めろ。以上。

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