奴隷は腐り、肥満になる

これはレトリックですが、ブラック企業とは言うけれど、起業のリスクはリスペクトされるべきことだし、雇用を生むってのはそれなりにすごい事であって、世の中サラリーマンだけが商売じゃないし、第1次産業を軽んじてないか?

何処ぞの誰かが跪いて四つん這いになってる、その背中にあんたらは座ってる、なんならあんた自身も、組み体操のピラミッド。思いやりを考えてみる。

理不尽なクレームされる側の人の背景まで考えろとは言わないけど、そこで働いている人の顔すらロクに見えてない人が多いと思うのよね。何が理不尽かは相対的かもしれないけど。あとはサービスに対する対価支払いのスタンスの違いというか。たかが送料無料で遅配してキレるくらいならテメーで買いに行けっていう。

俺の仕事はそうだ、農業か漁業だとでも思っとけばよかったかも。もう少し上手くできたのかな。

やりがい搾取とか確かに言い得て妙で、他人の"ありがとう"さえ聞こえなくなった時、自分の仕事の社会へのお役立ち具合が見えなくなった時、心の緊張の糸の限界がきたなと今さら思った。

逆に言えば見えないからこそ低減されているとも言えるのかな。
感謝のレバレッジはクレームのレバレッジにもなりうるんだと思う。

誰かのための方がきっと良い気がする。結局は。どこまでも自分のためだと突っぱねていても。結局は。誰かにケツ拭いてもらっていただけなのに。仕方なく神輿やってただけなのに。誰かを幸せに、誰かを喜ばせたい。認められたい。一周回って、斜にかまえてバカにしてた感謝や有難うが素直に言えるように。
いいか、俺を宗教に嵌めるなら今しかねえぞ。俺たちの時代だ。

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