能動的経験、ある女。

教科書で教わること、誰かに聞いて、習って教わることよりずっと、自分自身で見よう見まねしていく事、つまりは能動的にこなしていく事の方が、生きる上では非常に苦でもあるし面白いと思う。
能動的な興味関心なくして、向上はないと感じる。

恋愛関係になる過程。土地から入って耕して種まいて収穫して茶碗作って料理作って食うみたいな話で。

面倒だからインスタントで合コンなんかやるわけで。久しぶりにカップ麺食うかみたいなノリで久しぶりに恋愛するかと思ったりして。

おおよそね、チキンラーメンだってお湯注いで湯気に混じる香りが美味そうだと思うところがピークなわけで。

女もいねえとなーと思って何となくそういう風にデートを重ねるじゃないですか。

俺が出会ったその女はひたすら好きと言ってくるし、好きと言わせる女でした。

なるほど、そういう軽く催眠じみたのも戦略なのかと。俺はどこまでいっても女の人にはレンアイじゃ、敵わねえとつくづく思いました。

好きと言われて、好きと返さざるを得なければ、なんとなく好意的に思えてくるもんなんですな。はたまた好きでもないやつを好きと信じ込ませる自己暗示にも見えましたな。

通話したまま寝落ちみたいなね、そういうことを強要するわけですな。猫撫で声なのにイビキはんぱねえってのがまた面白いんですが。

もう俺は完全にふざけてるわけです。さっさと抱かせてくれと思うわけです。こちとらファッキンブラック労働者やぞと。

女の人ってのは、他人ってのは本当に面白い。別な生き物は面白い。

まあ、アッサリ愛想尽かされてどっか行ってしまったんですけども、まあ面白かったし良いかとなってしまいまして。

すぐ人を好きになるとか、好きって言う人はあっという間に冷えっ冷えの対応になっちまうわけですな。

恨み深そうな人にはあんまりやらんことです。

俺は世間の男性よろしく名前をつけて保存タイプですので、それも良い思い出となって、今ここに記しております。
相手のランク下げるよりも、結局自分でより良い方向に変わっていく他に、納得できる相手とのお付き合いなんてムリだなと。片輪走行をハナからアテにする女はムリ。

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