チームのため、だけでなく、あなた自身のため、という視点が重要。熱をつくること。その中で、君はどうする?を問いかけること。
「チームのために頑張ろう!」と言わない青学・原監督の若者掌握術
青学駅伝の原監督のお話。
そう。そもそも早稲田の選手ですら、昔と違って、「チームのために」っていうマインドをもはや誰も持っていない。そうじゃなくて、主語を常に「君にとって」という言い方にしないといけないんだ、と。「こういう練習をしてこういう選手になったほうが、社会人になってからもマラソンを続けるという意味では、君にとっていいはずだ。チームにとってじゃない、君にとっていいんだ」と。本人も、納得さえすれば、結構頑張るそうなんです。
こちらは日本ハムの栗山監督のお話。
栗山さんにも某誌の取材でお話を聞きに行ったら、原監督と同じ話をしていた。「原田さん、僕はもうチームの優勝をゴールに掲げるのをやめたんです」「選手各個人の、最高の成長をゴールに考えている」と。そうすると選手たちも、「あ、監督は俺のことをちゃんと考えてくれているな」と理解して頑張るようになり、結果としてチームが優勝するということですよね。
若者は、一見あたりはマイルドだけど個人主義化してる、という見解の記事。個人的には年代ではなくキャラクターによるのでは、と思わなくもないが、傾向としてはあると思った。
いわゆる上の世代の方達が、定めた組織の目標をある種盲目的にがむしゃらに、やりきれたという捉え方もできると思うが。。
こちらが記事の続き。
なるほど。つまり、自己分析能力がある人は、自分にとって適切な目標を設定することができる。他人に設定された目標に対しては燃えないけど、きちっと言語化能力がある人は、自分で言った目標に関しては努力をする、と。
モチベーションアップに効くとされる要素は、大きく分けると二つある、という説があって、一つは「自分で目標を設定したか」。二番目が、じゃあその「『目標を達成するための課題』を自分で設定したか」。
ですよね。だからこそ、僕は「好き嫌い」という基準が大事になってくるんじゃないかと思うんです。「好き嫌い」の基準については、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんがわかりやすく表現していて、「好き=やめたくてもやめられないもの」、「嫌い=始めたくても始められないもの」
目標と、目標達成のためのステップとhowを自分で設定できる人が強い。素養として自分の言葉で話せる人が伸びしろを感じる。
また、善悪ではなく、好き嫌いで選択することの重要性について。
最後の以下は参考になるな。
非常に示唆深いですね。結局、パリピもそうですよね。日常の中に、昔の言葉で言う「ハレの日」みたいな非日常をつくることができなくなっているから、無理やり非日常を作り上げて、みんなワッと群がるのと同じで、結局は「熱をどうやってつくるか」ということが大事だと。
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一方で、今の若い人たちは熱だけでは踊らないから、「じゃあ君は何をするの」と向き合い、ちゃんと目標設定は個人に託す。
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