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【CHE】移籍市場を楽しもう

 23-24シーズンが実質終了した今日この頃、皆様どのようにお過ごしでしょうか。筆者は4月から漸く重い腰を上げて国家資格の勉強を始めたと思えば、Twitter(X)で移籍情報やらTLで他人のツイート(ポスト)を眺める日々の繰り返し。秋頃受験予定なのに最早間に合うか怪しいという危機的状況に置かれております。そんな計画性のない筆者は置いといてCHEの状況としては23-24シーズンを率いたPochettinoとは双方合意の上で解任が決定しており、現在はその後任に関する情報がTLを賑わせています。
 さて欧州フットボールを追う上で切っても切れないモノは情報です。「CHE、〇〇選手の獲得を検討している」とか「昨日時点ではこの記事がこういう話していたが、今日は真逆の話をしている」とか「◯◯選手と合意したけど次の日には破談して別のクラブ行ってる!?」なんて事は日常茶飯事です。CHEというクラブを追う上では様々な媒体から様々な情報が湯水のように湧き出ており、その中から取捨選択して正しい情報を読み取る必要がある訳です。
 理想は全記者の全記事を片っ端から読み漁って全ての情報に目を通すことですが、現実問題として全て読む時間も全てサブスクするお金も先ず足りません。著作権などの法的なグレーな部分は後述するとして、そんな膨大な情報を追う上で役に立つのは情報垢(記事切り抜き垢)の存在です。
 今回はCHEの番記者及びよく関連記事を書いている記者、それを切り抜いている情報垢について筆者がよく参考にしているアカウントをカテゴリー別に一言で紹介しようと思います。因みにTierのランク付けは筆者の独断と偏見で行っておりますのでかなり適当です。

主要記者一覧

CHEの番記者と関連記事を取り扱っている記者

Fabrizio Romano
(@FabrizioRomano):Tier 1

https://www.thesun.co.uk/sport/21225721/who-fabrizio-romano-net-worth/

Twitterフォロワー数2000万を超える「THE 移籍市場ジャーナリスト」
代名詞の「Here we go」で主に欧州全体の移籍情報を取り扱っているが、CHEの情報においてはMudrykやPalmerの第一報に代表されるように大本営の役割を担っていると言っても過言でもない。後述するDavid Ornstein・Matt Lawと合わせて見ておけば正直どうとでもなる。

David Ornstein
(@David_Ornstein):Tier 1

https://www.rousingthekop.com/2024/03/30/david-ornstein-says-another-manager-may-be-out-of-the-running-for-liverpool/

The Athletic
12年間BBCのジャーナリストを勤めた英国フットボール界を代表する名記者であり、執筆した記事は確定に匹敵する信憑性を誇る。
主に英国中心の情報を取り扱っている。

Matt Law
(@Matt_Law_DT):Tier 1

Matt Law: “Chelsea have two or three weeks max to Save the Future of the Club”

The Telegraph
Chelsea番記者、別名陰湿。買収時に情報源を失ったのか前政権(Abramovich)時に比べれば速報で情報出す頻度は減ったらしい。Tottenham関連の記事も書いているが一時期それしか書かなくなった時がある。たまに皮肉も込めたツイートも見られる。

Liam Twomey
(@liam_twomey):Tier 1

https://www.nytimes.com/athletic/author/liam-twomey/

The Athletic
Chelsea担当。速報を報じる事が多いOrnsteinとは異なりChelseaの内部情報に関する後日談をリークする事が多い。後述するSimon Johnsonと共同で執筆する記事は小説並に長くなる。因みにしれっと記事に新情報を載せているケースもある。記事の内容はどちらと言えば移籍情報に重きを置いている印象。
個人的に好きな記者の一人。

Simon Johnson
(@SJohnsonSport):Tier 1

https://www.youtube.com/watch?v=lPKkLQlAggU

The Athletic
Chelsea担当。こちらもLiam Twomeyと同じく後日談をリークするタイプの記者。
記事の内容は内部情報や試合のレビュー等に寄っている印象。
ただ偶に執筆された記事の中に小言というか辛口な意見も見受けられる。

Nizaar Kinsella
(@NizaarKinsella):Tier 2

https://muckrack.com/nizaar-kinsella

BBC Sport
Chelsea番記者。今年からBBCへ異動しており、見事に栄転した。
前職であるThe Standard時代にはJacksonの第一報を報じる一方で信憑性の怪しい情報もリークするなどイマイチな印象。クラブ寄りの情報というかは選手・代理人サイドの情報が中心だった。
今後はBBC所属になる為これまでのスタンスで報道を行うかは不明であり、もしかしたら後追い情報を中心としたスタンスに変更するのかもしれない。

Jacob Steinberg
(@JacobSteinberg):Tier 2

https://amp.theguardian.com/guardian-masterclasses/how-to-be-a-football-journalist-course

The Guardian
主にChelseaとWest Ham担当。Chelseaに関しては他の記者とは異なるアプローチを取ることが多く、記事の内容が主流の情報と少しズレてしまう傾向にある。偶に飛ばし記事が発生するのが玉に瑕。ただ新情報の第一報になるケースも多い為、記事を読んで損はないと思う。
因みにWest Hamの情報は大本営並の正確性を誇る。

Sami Mokbel
(@SamiMokbel81_DM):Tier 2

https://www.skysports.com/amp/football/news/11095/11655889/bame-sports-journalists-need-pathway-into-media-industry-says-sami-mokbel

Daily Mail
基本的にChelseaのメディカル部門の再編や選手の怪我関連に関する情報を出しているイメージが強い。この分野に関しては信憑性は担保されていると見て良さそう。
Sami Mokbelが移籍情報の記事を書いているのは見たことないが、そもそもDaily Mailなので…(以下省略)

Nick Purewal
(@NickPurwal):Tier 2

https://www.dailymotion.com/video/x8qbp10

The Standard
多分Kinsellaの後任。最近はChelseaに関連する情報を主に取り扱っている。
前任から引き継いだことも最近である為、今後の活躍に期待したい。Tierは暫定。

Rahman osman
(@iamrahmanosman):Tier 3

https://ghanasoccernet.com/fast-rising-ghanasoccernet-coms-journalist-rahman-osman-nominated-for-top-award

LondonWorld
Chelseaの情報を中心に取り扱っているライター。Tear3クラスになると基本当たらない為、参考程度に確認するのが良さそう。筆者は基本読みません。

Bobby Vincent
(@BobbyVincentFL):Tier 3

https://twitter.com/BobbyVincentFL

football.london
Chelseaのライター。移籍情報はメチャクチャな事が多いが昨年のMount騒動ではクラブの内情をより詳細に伝えるなどの実績もある。

Kieran Gill
(@kierangill_DM):Tier 3

https://www.dailymail.co.uk/profile-189/kieran-gill.html

Daily Mail
最近現れたChelsea担当。まあDaily Mail(笑)ではあるものの今後に期待したい。Tierは暫定。

記者ではないけどオススメしたいジャーナリスト

Ben Jacobs
(@JacobsBen)

https://www.ben-jacobs.com/

Chelseaを中心に主に情報をまとめてくれるタイプのジャーナリスト。一時期とんでもない量のスレッドになる事もあった。インタビュー記事も文字に起こして見やすく纏めてくれるので情報が多過ぎて手に負えない時はこの人のツイートを遡れば大体把握出来る。
移籍市場を追う上ではかなり役立つアカウント。

Lukasz Baczek
(@Lu_Class)

https://twitter.com/lu_class_

基本的にはスポンサー契約などビジネス・商業的な分野の専門。この分野は報じる記者は稀なため、気になる人は確認して見るのも良さそう。
筆者は結構チェックするようにしている。

TheSecretScout
(@TheSecretScout_)

http://www.secretscout.co.uk/

記者でもジャーナリストでも無いが、高い精度を誇っている為に記述したい。
元々ユースの情報を中心に取り扱っていたらしいが、最近はChelseaの情報も取り扱うようになっている。第一報で報じてそのまま確定するケースも多い。

Felix
(@FelixJohnson)

https://twitter.com/felixjohnston_

最早一般人のカテゴリーな気はするが、独自情報の精度が割と高いで有名。Enzoの移籍騒動の際に大ブロック祭りが発生していたと記憶している。普段はユースを中心にツイート。

その他(飛ばし記事が多い)

Graeme Bailey
(@GraemeBailey)
HITC Football

Fraser Gillan
(@FrazFlecher)
TEAMtalk

Simon Phillips
(@siphillipssport)
Talk Chelsea

英国の主要メディアと英国外の著名記者及びメディア

CHEにおける英国の主要メディア

①Sky Sportとそのレポーター
②The Telegraph
③The Athletic

基本的にはこの3メディアを把握しておけば対応できそう。去年まではThe Timesも該当していたが、番記者であったTom RoddyがChelseaへ異動してからほとんど取り扱わなくなった為、除外。現在はGray Jacobが担当しているが番記者は不在。
Sky Sportのレポーターは今回割愛したが、基本的に報道されている内容はTier1クラスに該当する。

英国外の著名記者及びメディア

Florian Plettenberg (🇩🇪
(@Plettigoal)
Sky
FC Bayernを中心に移籍情報を扱うリポーター。一時期と比べて無双感は無いがそれでも安定した信憑性を誇る。最近はドイツ国外の情報も取り扱う機会が増えたが、ドイツを離れた瞬間から一気に怪しくなるのでその点は注意が必要。

Gianluca Di Marzio(🇮🇹
(@DiMarzio)
skysport
イタリア国内ではNo.1のリポーター。イタリア国内に限れば圧倒的ではあるもののこちらもイタリアを離れた瞬間にポンコツになってしまう為、イタリア国外であれば基本流すくらいのテンションがちょうど良い。

Mario Cortegana(🇪🇸
(@MarioCortegana)
The Athletic
Real Madrid担当。スペインは各メディアが飛ばし記事をばら撒く傾向が非常に強い中で正確な情報を提供しているイメージ。正直🇪🇸方面は疎いので余り詳しくないというのが本音。

Reshad Rahman(🇪🇸
(@ReshadFCB)
Barcelonaの情報を司る。第一報を報じるタイプではなく正確な情報を纏めている掲示板のような役割を担う。一時期Twitterから離れていた時があり、その間筆者は情報収集を辞めていた。そのくらいの信頼性がある。

L'Equipe(🇫🇷
(@lequipe)
フランスでは安定感を誇る新聞社。自分の知る限り飛ばし記事を出しているイメージは無い。因みにStrasbourgの番記者はCyril OlivesーBerthet
有名な記者はLoic Tanziと認識している。

Fabrice Hawkins(🇫🇷
(@FabriceHawkins)
RMC Sport
ChelseaだとW.FofanaやGustoを第一報で打ち抜いた実績がある。流石にL'Equipe程では無いにせよ、話題が出てくればアンテナを張るくらいはしても良いと思う。

Sacha Tavolieri(🇧🇪
(@sachatavolieri)
ベルギー国内やベルギー人選手を中心に報じるジャーナリスト。Laviaの移籍情報を始め情報の精度はかなり高い為、ベルギー関連はオススメ。

Bruno Andrade(🇵🇹
(@brunoandrd)
UOL Esporte
ポルトガルの移籍事情を中心に取り扱っている。情報の精度自体は筆者が評価出来ないのでポルトガルの情報を調べる際はツイートを遡るのは良さそう。

Mike Verweij(🇳🇱
(@MikeVerweij)
De Telegraaf
Ajaxの番記者。今後Ajaxと取引する機会があれば要チェックの記者。Ajaxの情報はTier1と認識している。

TyC Sports(🇦🇷
(@TyCSports)
アルゼンチンの国内リーグを取り扱っているスポーツメディア。Enzoの移籍情報を追う際によく目にしたメディアでは無いだろうか。アルゼンチンにおける立ち位置はフランスのL'Equipeに匹敵する。またリポーターも複数名いるようなのでその点も調べてみると面白いかもしれない。

Cesar Luis Merlo(🇧🇷🇦🇷
(@CLMelro)
南米を中心とした移籍情報を取り扱っているジャーナリスト。個人的には「南米のRomano」。情報の精度も本家Romanoに匹敵するので南米関係の移籍情報はこの人を見ておけばほぼ全てカバーできると言っても過言ではない。

情報垢(切り抜き垢)について

始めに

 先ず情報垢に関しては著作権等の法的な部分でかなりグレーであることは間違いないと思われます。筆者も普段から情報収集する上で使用しているので偉そうなことを言うつもりはありません。とはいえ、記事の大部分をコピペして貼り付けている情報垢も存在しております。何というか黙認状態です。今回は紹介致しますが個人的に推奨は致しません基本的には元の記事を読むことが望ましく、そちらを推奨しておりますのでその点はご了承下さい

オススメ情報垢

Pys
(@CFCPys)
個人的に情報垢の中で最も情報の取捨選択が出来ている印象。ツイートする情報に関しても一定の正確性が担保されている。自我もあるが、情報との棲み分けはしっかりされている。因みに運営者の個人アカウントもあり、そちらは独自情報を流している。

Absolute Chelsea
(@AbsoluteChelsea)
Chelseaの情報垢と言えばこのアカウントが挙げられる。CHE情報垢では最大手。自我もほぼ無い為、単に情報を追うだけならこのアカウントで完結させることが可能。

Vince
(@Blue_Footy)
情報垢の役割も果たしつつ独自のスカウト評も行っている情報アカウント兼分析アカウント。選手分析も非常に面白いので時間があるなら是非覗いてみてほしい。

Chelsea Dodgers
(@TheBlueDodger)
冒頭で触れた記事をほぼ丸ごとコピペして貼り付けている情報垢とはこのアカウント。そろそろ著作権で訴えられてもおかしくない気もするが大丈夫なのだろうか。
それはさておき、記事の細部まで確認したいならこのアカウントを活用するのも手段の一つとして頭の片隅に入れておくのは悪くないのかもしれない。

ChelsTransfer・Chels HQ
(@Chels Transfer)(@Chels_HQ)
このアカウントはCHEに関連する情報を片っ端から載っけているイメージ。それ故に明らかな飛ばし記事も混じっているケースもある為、自身で情報の精査が必要。
ただ移籍市場で舞いたい場合やネタに昇華させるだけなら面白いアカウントでもある。

CFCDaily
(@CFCDaily)
情報アカウントというかはご意見番のような立ち位置。かなり言い方がキツい時もあるので眺めるくらいが丁度良いというのが筆者の感想。

最後に

 ここまでChelsea回りの記者及び情報垢について言及してきましたが、如何だったでしょうか。こんな感じで移籍市場を追う上で参考にしていただければと思います。長いブログになりましたが、最後までご覧頂きまして誠にありがとうございました。

「情報を制する者は移籍市場を制す」

 この言葉をもって締めさせていただきます。
皆様の移籍市場ライフに幸あれ。

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