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陽炎プロジェクトの事

この陽炎プロジェクトの提案は、2019年に受けた。
 10年ほど一緒に活動してきたコミッショナーが、できる限りのあらゆる可能性を試みての結論は、海野の仕事は時代に受け入れられない、というものだった。
 しかし必要とする人も確実に居て、守り継ぐべきだというのが、もう一つの答えだった。
 人が自由で美しく生きるために芸術があると考える、古風な日本画家の営みに意味があると考えて、このドタバタ物語は始まっている。
 
 この6月に開催予定の『陽炎Ⅱ」案内状デザインを、おくてんディレクターをしている鋤柄さんにお願いした。

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