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番外編 【小倉の短距離を攻める】 #1

ローカル大好き、ドミニクだ。

毎年恒例、クソ寒い時期の小倉開幕だ。夏の函館、札幌らと比較して、そんなに興味があるわけではないが、小倉競馬は毎年、決まった条件のみ購入している。

それは、短距離。小倉の短距離といえば、柴田1200mと、ダート1000m。この二つの条件のみ買い続けている。なぜ、二つに絞るのか、それは、

①人気薄でもガンガンくる

②馬体、馬具面で買い要素が特化していて買いやすい

以上。

この記事では、それぞれの条件に求められる要素について、ドミニク個人の考え方を記していく。

○小倉芝1200m

このコースの特徴は簡単。スタートからコーナーまで下り坂、直線短い、である。スタートから続く下り坂により、前半のペースは半強制的に速くなる。逃げたい馬が複数いたら、さらに拍車がかかるステキなコースだ。さらに、直線が短いため、各馬ポジションを取る意識が高くなるコースのため、いわゆる超前傾ラップを生みやすい。

これが小倉が荒れる要因の一つ。

馬体、走法に求められる要素は、

①前傾ラップを最後までバテずに押し切れる

②タメより持続力

この二つから気づくのは、ダートの短距離を走れるタイプが有利ということ。特に、アメリカ的なダート適性があると良い。逆に、1400や1600くらいで大人しくタメて好走しているようなタイプは割引たい。特に、開幕から2週間は、とにかく前受けできるタイプを重視する。馬体としては、繋ぎが短めで立ち気味の馬、胸前の厚い馬。3週目以降は今度は、ラストの伸び脚タイプに変わる。

○ダート1000m

この条件はとにかくスタート命。ゲートセンス、前向きさ、二の脚に重きをおく。

こちらも、いわゆるアメリカダートタイプを狙うのが良いだろう。前半からとばすタイプについては、実はけっこうしんどいのが1000m。

ちなみに、ダート短距離を負荷の高い順に並べてみると、中山1200→福島1150→小倉、札幌1000→函館1000→阪神、京都1200→以下、とみている。臨戦過程を見る際、今回の小倉より不可の低いコースの勝ち馬は怪しくなるし、逆に中山や福島で凡走したタイプは巻き返しのチャンスだろう。

このあたりを踏まえて、早速、1月16日小倉短距離をみていこう。

*小倉2R  芝1200m

注目馬  ラグランジア、デクラーク

有力視  スティクス、テリーヌ、トーホウレッド

*小倉3R   ダート1000m

注目馬  エコロワカ

有力視  タイセイアンシェル、スマートシエル

*小倉7R   芝1200m

注目馬  アサケエース、グッドアズゴールド、ヴァルドワーズ

有力視  サトノジヴェルニー、デトロイトテソーロ

小倉10R    芝1200m

注目馬  インザムービー、ディモールト、ファストボウラー

有力視  タマモティータイム、グランマリアージュ

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