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KEIBA dominic地方版 川崎記念

明日水曜日、川崎競馬場ではJpn1川崎記念が行われる。今年は、ダート界の準トップ、オメガパフュームが参戦、その他前走東京大賞典組が5頭。出走の半分が前走で対戦している組み合わせ。

王者オメガパフュームを負かす馬がいるのか、前走東京大賞典組の上がり目はあるのか、はたまた他路線組からアッと言わせる馬が出るのか。このあたりがポイントになるが、いずれにしても、オメガパフュームを中心としたレースになるだろう。

今年のポイントは、重or不良馬場での開催になりそうであること。当日水曜日は雨予報、たとえ小雨程度であっても、水捌けの良くない川崎、さらに冬場とあって、月曜日が不良だった馬場が急激に回復することは考えにくい。ちなみに、ダートの重、不良馬場において、俺が最重視している馬体パーツがある。そのあたりは下に記していこうと思う。

○川崎2100m

2コーナー付近からスタートし、コースを1周半する。スタートから最初のコーナーまでは距離があるため、隊列は落ち着きやすい。先行馬はペースが緩み、息が入ることから有利。しかし、その後、向正面からのロングスパート戦になりやすく、最終的に上がりのかかるスタミナ勝負になりやすい。川崎はコーナーがかなりキツいことから、枠は内が有利で、外枠の馬は、道中いかに内側に入れるかがポイント。ちなみに、近年、川崎記念の勝ち馬は全て4角5番手以内。

○有力馬チェック

1.カジノフォンテン

前走は、あわや金星かというレースだった。クラシック時期はイマイチで、ミューチャリーあたりとは差があるイメージだったが、夏を休ませての近走の充実ぶりは著しく、緩かった馬体が完全に成長。とにかくバランスが良い。それが苦手とされていた大井での激走にも繋がった。今回は3.0.0.1と得意の川崎の内枠、と条件は好転。気がかりはメイチに仕上げていた東京大賞典からの状態維持があるか、ということ。さらに、スタミナが問われる舞台で強い中央馬がはやめにプレッシャーをかけてくるということ。枠と前走2着で人気しそうだが、冷静にみていきたい。

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