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濃施山での竹林との関わり

 うちにはタケノコ山があり特に11-3月には竹林に入って整備をすることが多いです。今日も朝から2時間程度、山に入っていました。
 父が亡くなるまで(2−3年前まで)はタケノコの出荷もしていました。タケノコ山(竹林)は意外に整備をしてあげないと直ぐに荒れてしまいます。とりあえず私も自分の家の竹林は整備はしています。割とこの作業は嫌いではないみたいでそれについて書いてみたいと思います。
 想い入れの表れか、長文になりましたので、今回も目次を作成しましたw


1.年間の竹林との基本的な関わり

一年を通してどんな感じかまずは整理しています。

1)3〜4月:たけのこ掘り

 これが1番の目的というかこのために竹林ができたと思うのですが当たり前ですが、この時期にたけのこを掘ります。濃施山に公園ができる時にうちのタケノコ山の一部が、公園の一部となってしまったので我が家の敷地?自体は本格的にタケノコで生計を立てたれている方々からすると本当に狭い感じだと思います。ただ我が家で食べる分には思いっきり有り余るくらいあるので、今後、どうしようかなーと思っています。

甥っ子もお手伝い
姉家族のお手伝い
家族でたけのこ堀
近所に配ったとしても家で食べ切れる量じゃない


1)-2穂先たけのこ
 私もよくわかっていませんが、フツーのタケノコwが終わって細いタケノコがいっぱい出てくるときにだいたい、間伐?処理?してます。
 細い先っぽのやつは画像の様に処理すると食べれます。これ意外に良くて、タケノコ掘らずにできて楽なので先っぽ好きな人にはお勧めです。

先っぽ
縦に切り目を入れて
食べれそうなところを取り出す
こんな感じ

2)5月:しんどめ?

これは父から教わったことではなくネットや本を見てやっていることなのでまだ失敗も多いのですが、たけのこが竹に成長するときに竹の先端を折って高さを低くする方法です。

なかなか上手くいかないことも多い

3)6〜10月:あんまり何もしない

 この時期は基本的には竹林に入ることはありません。とにかく蚊が多いので完全装備をして入らないと夏は大変なことにになりますw
 ただ夏にそうめん流しをしたいというオーダーがあった時には竹林に入ってそうめん流し用の竹を取りにいっていました。

4)11月〜3月:竹林整備期間

 概ねですが蚊が出なくなった時期から整備を始めます。処分のため燃やす場所は割と広いスペースを取っているので雑草が結構生えてくるのでそこは草刈り機できれいにします。またうちのある箇所では公園の駐車場沿いにある竹林があり、アクセスが良い反面、どうしても日当たりが良くなるのでので、草刈り機が登場する場所になります。

草刈りも行う
間伐する時に使えそうな部分のみ持って帰る
年末は兄や甥っ子手伝っていくれます
甥っ子活躍
燃やす時には色々注意が必要
せっかくの火力を利用してお湯を沸かす
沸かしたお湯を使ってカップラーメン

5)まとめ

 この方法が一般的かどうかはよく分かりませんが、親がやっていた方法を受け継ぎながらとりあえずやっています。一応、子供の頃からやっている作業ではありますが最近は少しづつ自分なりに方法や道具にアレンジを加えながら試行錯誤しながらやっている感じです。

2.その他、色々な関わり

1)たけのこ掘り体験(3〜4月)

 これは結構、喜んでいただくことも多くて自分も楽しいのでよくやっていました。
①デイケアでのイベント
 昔は私が精神科のデイケアでも非常勤で働いていたので、デイケアメンバーさん達にたけのこ掘り体験を行なっていました。20名くらいで行なっていたのですが、うちの竹林で駐車場からすごくアクセスの良い場所があるのでそこで行なっていました。杖歩行の方でも介助があればギリいける場所でしたw 結構、デイケアのメンバーさんからは評判がよく、毎年楽しみーって言ってもらっていました。 

父にタケノコのアレコレについて説明してもらう
私はドヤ顔で説明
ドヤ顔でたけのこ堀りレクチャー
甥っ子も、ドヤ顔でレクチャー
うちの子供たちも参加させる
甥っ子と赤ちゃんも参加し若干カオスを楽しむw

喜んでいただけると嬉しいので、調子に乗ってダッチオーブンでアップルパイとか作ったりしていましたw

焚き火にダッヂオーブン投入
初アップルパイ成功
ちょい焦げた
焼きたけのこw
焼きマシュマロ
焼きマシュマロにテンション上がる小学生
子供たちも一緒だと喜ばれると勝手に思い古賀家もまぜこぜ参加

デイケアの活動でしたが甥っ子やうちの家族も一緒に活動してました。色んな人がいた方がデイケアとしても雰囲気が良くなって楽しいんじゃないかと勝手に思ってました。甥っ子たちも毎年、手伝ってくれてました。

②友人とかとたけのこ掘りイベント
 たまに希望がある場合には行なっています。職場の方や友人に掘りに来てもらったりもしています。ただその年のタケノコの生育具合や天気なども関係するのでそれを踏まえた上でやらないといけないなといった感じです。

2)竹林キャンプ(11月〜5月くらい?)

 個人的にはこれが竹林で一番楽しいことですが、始まりは年末に兄弟が帰省した際に人手があるので、年末に竹林整備をを始めたのがきっかけでした。年末に父と私と兄弟と甥っ子の3世代で整備をしていました。竹林整備をした後に、焼却した竹の炭が一晩以上冷めないので、それを使って料理とかしてもいいよね的な感じでした。
 古賀家ではここ数年は、大みそかに兄と甥っ子2人と年越しは竹林整備からの竹林キャンプが定例行事となっています。甥っ子2人はキャンプが好きというか、竹林キャンプをやっているうちにキャンプが好きになったような感じでしたw

兄者はいびきがひどいため別テントw
竹林の静寂の中でキャンプ
焚き火を囲むと自然に色々な話になる
除夜の鐘もここで聞く
竹でご飯を炊く
マジでうまい
贅沢に肉も焼くw

3)竹の利用

①そうめん流し用の竹
 そうめん流し用の竹が欲しいという人はたまにいて、私の友人が働く施設ではコロナ前までは毎年、そうめん流しを地域の方と一緒に企画していました。それに使う竹を毎年、夏に取りに来ていました。そうめん流し用の竹を作るのも数年やったので結構上手になりましたw

竹の選定も大事
結構、重い
結構、大変
この節をきれいにしないとそうめんが流れない
この時使用したギア
ついでに竹のお皿も
軽トラで運ぶまでがそうめん流し竹作り

②門松用の竹
 今年初めてですが、門松用の竹が欲しいという話になり提供しました。私が勝手がわからず今年は適当に提供していましましたが、少しこれからはどんな竹がいいのか勉強してみようかと思いました。
③ほんげんぎょう用の竹
 これも一度だけオーダーがあっただけですが、小学校でのイベントでうちの地域では、「ほんげんぎょ」と言われ、竹のヤグラ?を組んで、それを燃やすという伝統行事です。私が小学校の頃は、小学校の中でも地区単位で運動場で、5〜6こ?くらい、組まれて行われていましたが、現在は小学校で一つになったみたいです。今年から高田小学校になったので、どうなるかは未定です。

3.個人的な想い

1)なじみがあって、落ち着く場所

 あんまり具体的に整理して考えたことがなかったですが、子供のころから入っている竹林ですのでなじみの場所であり、家族と過ごした思い出もある場所だなと思いました。基本、アウトドアが好きなのもあり、また今となっては普段の仕事はPCに座っているか授業をするかが多いので、竹林に入って色々作業をすることって没頭できて精神衛生上もポジティブに働いている気がします。


自分の両親と子供(これ畑だけどw)

2)竹林が、ひと様のお役に立つことはないか?模索してみる

 小さいころから過ごした場所だし、アウトドア好きなので自分は竹林が生活の中にある暮らし(濃施梺暮らし)を楽しんでいます。私以外に興味ある人いるかなーと思い、たまにSNSでも発信してみると、いい暮らししてるねーとか、言われることもあるため、このように竹林に関わってみたいというニーズはあると思っています。
 それが、色んな人がアウトドアを楽しむものとしての竹林なのか、竹の有効活用なのか、子育てや教育的に使うものなのかは分かりませんが、ここ数年、模索しています。

色々、失敗はしたりしていますが、まーそれなりに竹林は荒れずに維持できているので、一通りは竹林は扱えているのかなと思っています。うちの竹林自体は少しですが、今は全然手つかずで荒れている場所も多いです。

何かできることはないか考えていますので竹林ライフをやってみたい、ちょっとやってみたい人いたらご一報くださいw

それではまた竹林に関しては色々と発信していこうと思っていますのでよろしくお願いします('ω')ノ
 


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